昨日は予定通り、
トンレサップ湖へネズミ狩りに行ってきました。
このネズミ狩りはシェムリアップにおられる大先輩が企画しているもので、
10年くらいの間に4回ほどやってきたそうです。
僕ら夫婦は初参加でいつもお世話になっている
Candy Angkorの飴細工職人さんのやよいさんと一緒に参加してきました。
このネズミは街中にいるいわゆる汚いネズミではなく、
トンレサップ湖岸に広がる浸水林の木の上に巣をつくって生活する
ネズミなので汚くないといわれています(笑)
そのネズミをパチンコで捕まえて食べる!というこの辺りでのカンボジア流遊びです。
早速、パチンコを購入していざトンレサップ湖へ・・・!
球は粘度土で作ったものや朝にコツコツ集めた石を使いました。
船でポイントへ行くまでの間に、
パチンコ歴数十年というベテランの達人に扱い方を教えてもらいました!!
達人だけあってやっぱり上手でした。
今回は日本人が14名、
そして、カンボジア人がなんと!33名!!
なので、計47人でのネズミ狩りになりました。
思っていたよりも大人数でしたね(笑)
浸水林内のよさそうなポイントにつくと、
港からけん引してきた小舟に乗って浸水林内に侵入します。
僕らは最初の部隊で小舟に乗って行ったのですが、
ネズミがいると、カンボジア人が大忙しで木に登ったり飛び込んだり(笑)
結局、何もできないまま泳いで遊びました(笑)
こんな感じで遊んでから、
他の人と変わるために船に戻りました。
でも、何尾かネズミやリスが木の上を走っている様子が見れました。
船に戻ると、
もうみんな子供の様に飛び込んだり、
ご飯食べたり、ビール飲んだり!していて、
とても楽しそうでした。
また他の部隊がネズミ狩りに行ってしまったので、
今度はライフジャケットを着て、
泳ぎながらネズミを探してみることに・・・
すると、いました!!
静かに泳いでじっくりと観察すると、
意外と無防備で近くにいるものなんですね。
パチンコに玉をこめて、
立ち泳ぎでゆっくりと近づいて
はやる気持ちを抑えながら背筋をフルに使って「ここダ!」というところで
玉を放つと、見事!命中しました。
最初は触るのが怖かったのですが、
逃がすわけにはいかないので
首根っこをガシっとつかんでゲットです!
その後も2尾を当てて水面に落としたのですが、
水面にネズミが落ちたので近づくと、
見当たりませんでした。
きっと潜ったのでしょうね。
じっとして浮いてくるのを待ったのですが、
見当たりません。
結局、その2尾は採れませんでした。
(せっかく当てたのに採れないのは悔しですね)
(せっかく当てたのに採れないのは悔しですね)
一度戻って体力を回復させてから再度チャレンジ!
今度のヒットで
水面に落ちたネズミは運よく
沈まずに水面を泳ぎ始めたので
追いかけて掴んだのですが、
首よりも少し後ろだったので、
ネズミが振り返って
僕の指を5秒くらい噛みました(ヒャー)
思わず振り落としましたが(笑)
すぐに我に返ってもう一度つかんで2尾目をゲット!
さらに1時間休憩してからもう一度
チャレンジしてさらに2尾を当てて水面に落としましたが、
これも発見できず、捕まえることができませんでした。
こんな時にタモ網があれば全部採れたのになーと次回の良い勉強になりました。
下の写真はカンボジア人のみんなが集めたネズミです。
前回は100尾くらい採れたそうですが
今年は密度が薄いそうで、
あまりいなかったとのことでした。
そう考えれば2尾でも採れたのは良かったですね。
しかも、この会では日本人がネズミを採ったのは僕が初めてだそうなので
それはすごく嬉しかったです。
魚屋としては採らないわけにはいかないですからね(笑)
しかも、場所がトンレサップですからね(笑)
ホントに採れて良かったです。
そして、上の写真がトンレサップ湖上で食べる
ネズミ丼です。
僕も記念にパチンコと合わせて撮影しました。
カエルの様に鶏肉っぽい食感で
ネズミとは思えない美味しさでした。
その後は小舟隊が帰ってくるまで
船のまわりでみんな思い思いの遊びをして過ごしました。
そんなひと時にふと思ったのが、
この下にダトニオがいるかも・・・(笑)
なんて想像してしまいました。
どうしても水域の目の前にすると、
魚の事を考えてしまいますね(笑)
夕方、帰り道に見たトンレサップです。
とてもキレイでした。
そして、今回お世話になった浸水林です。(写真下)
自然の堤防というか、
この浸水林はこのトンレサップやメコンの魚と密接に
関わっているといわれている森です。
大切にしていかないといけない場所だと
魚ではなく、ネズミを通じて感じた一日でしたっ!!
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