絵本には水と魚に関するいろいろな事が書かれているのですが、
魚そのもののミニ図鑑も載っています!
ここで取り上げたテーマは2つあり、
ひとつはカンボジアに生息する種でちょっと面白いなと思う種を選んでみました。
以前にもこのブログで紹介したのですが、
バイヨン中学校の生徒に授業を始めたばかりの頃、
トンレサップ湖やメコン河の話をした際に
「トンレサップ湖へ行ったことある人?」と質問すると、
一人も行ったことがないという回答が得られたのにびっくりしたことがありました。
学校があるクラウ村はアンコールトム遺跡の北西にあるのですが、
そこからトンレサップ湖は僅か30kmちょっとの距離です。
親戚などが離れたところにいる家族なら
時々、遠出をするそうですが、
わたしたちのように旅行や旅をするということがほとんどない
カンボジアの農村の方にとっては
まだ難しい問題なのでしょうね。
・・・そんな訳で
ひとつ目のテーマに
遠く離れたメコンや海岸線の水域に生息する変わった魚などを
知ってもらいたかったんです。
近年はスマホやテレビなどで様々な情報が入るようになってきては
いる様ですが、魚の情報まではさすがに入りませんからね。
自分たちの国にいる魚をもっと知ってもらえたら幸いですよね!
そして、二つ目のテーマは
これまでとは逆にクラウ村のみんなの近くにいる
魚たちをまとめた「身近な魚たち」を紹介してみました。
こんな感じで絵本には魚たちが紹介されています!
その中にはもちろん!ダトニオ(Datnioides pulcher)も載せました。
なんといってもカンボジアを代表する魚の一つですからね。
絶滅に瀕する魚ですが
だからこそ知ってもらいたい情報のひとつです。
直接彼らの生活に大きく関わる内容ではないですが
知識として得て損するものではないと思ってまとめたものです。
これから多くの子供たちに見てもらえると幸いです!
0 件のコメント:
コメントを投稿