近年は日本でも災害が多発しています。
僕の生まれ育った神奈川県の藤沢でも子供の頃は
大きな台風が来ると川が氾濫して低い土地の地域が浸水したりした記憶が
ありますが、あれから数十年はそんな話も聞かなかったのですが、
近年は各地で思いもしなかった水の被害もよくニュースで目にします。
日本の河川の多くは昭和の経済発展と共に
治水事業としてまずはみんなが生活できる環境を優先にして
開発が進みました。
その後だいぶ経済も豊かになり、
今度は生活をより豊かになろことを求めて
水をもっと上手く使うための利水事業が展開され、
さらに経済は発展していきました。
そして安定を手にしたここ数十年は遊水をテーマに
水辺に様々な工夫がなされ多くの人が
水辺を利用できるところまで来たはずなんですが・・・
水資源の利用方法は
本当に議論をしてもしても終わりがないくらい
様々な意見が繰り広げられ
政治と同様に目指す着地点を一本にできないのが難しいところなんですよね。
上の写真は博物館に展示されていた
昔の日本で起きた大洪水の時の写真です。
そして下の写真は水上家屋も見える
トンレサップ湖の小さな港に広がるいつもの光景です。
博物館でこの写真を見た時に
カンボジアの水辺の風景に似ているね・・・と嫁さんと話しました。
もちろん、日本の洪水は普段から
水がない場所で暮らす人たちなので
トンレサップ湖のように元からという訳ではないため
それぞれの条件は違いますが、
その場の写真からはカンボジアを思い出してしまったというお話でした!
今年もあと少しですが、
来年は水害も含めて人の命にかかわるような
大きな災害が起こらないことを願いたいですね。
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