今回の調査での収穫はダトニオの新情報以外にはこの魚が採れた事です。
20mmほどの小さな魚ですが、ナマズの仲間(AKYSIDAE)です!!
このグループはインドシナだけではなく南の島国やインド方面にもいるとか・・・
これまでの調査では他の地域で同属の種は採っていたのですが、
この種は確実に初記録です!!
採集時は肉眼で見ても青白くこれまでに見てきた種とは明らかに違います。
まだ同定をしていないので詳しくはわかりませんが、
記憶の中ではこの種は見たことがないですね。
2年前に150kmほど下流のメコン本流で調査をした際に
1個体だけ採ったことがあったのですが、
その標本を調査中に失くしてしまうアクシデントがあり(こんなことは初めてです)、
何もできずに終わったという嫌な記憶があるグループの魚なんです(笑)
でも、前回採ったSchistura sp.2種とこの魚のエタノール標本もしっかり確保したので
もうひとつの小さな課題はクリアできました。
いつの日か分類学者さんが研究する時に使ってもらえると良いですね!!
(多少濃度が薄いので少し気になるところはありますが・・・)
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