カンボジアで発行されているフリーのガイドブック「D.A.C No.20」がでました。
今回は前号で記載ミスがあった記事も含めて2つの話を載せていただきました。
(編集部の方々にはご迷惑をお掛けしました)
僕が連載している「探究魚日記」6話目は「壁画から甦る淡水魚たち」です。
世界遺産のアンコールワット遺跡群の壁画に描かれている魚の彫刻を見て
そこから連想される現代の魚たちとを比較し、その魚について紹介する内容です。
遺跡群の彫刻はよく見ると、魚は魚ですが、それぞれ違った形で描かれているのです。
些細なものですが、遺跡観光をする際に少しでもマニアックな遺跡探検ができれば(笑)・・・と思い
テーマにしました。また、この探究魚日記はただ単にマニアックな魚を紹介するのではなく、
人と関わり合いがあるものをテーマに選んでいます。
はるか千年以上も前の人達が魚とどう接していたのか?
当時の神秘的な時間を考えることができれば幸いです!
この種では?と思われる壁画と現存する魚の写真を照らし合わせて
その魚の紹介をしています。
そして、今回の新しい話は探究魚日記7
「魚はどこからやって来た?洪水で我が家にやって来た魚たち」というテーマです。
これは昨年起きたタイの大洪水時期に重なりますが、
カンボジアでもかなりの被害がありました。
その時、例外なく川の前にある我が家も氾濫した川の水が我が家に流れ込みました。
その時に敷地内に進入した魚たちの調査をして
どのような魚が真っ先に水辺の最先端に現れるのか?
そしてなぜこれらの魚だったのか?
を紹介しています。
とても身近な魚たちなので、特別に珍しい魚ではないのですが、
これらの魚がいとも簡単に我が家に来たのはなぜか?
そしてそれが何を意味するのか?
考えてもらう記事です。
今後も連載させていただける間は多様なテーマで
人と自然というこれからの課題を魚を通して考えられれば幸いです。
次号はダトニオプルケールを通して環境問題に迫りたいと思っています!
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