2012年6月14日木曜日

市場の魚シリーズ26(キノボリウオ)

今日も有名な魚キノボリウオです。

キノボリウオの学名はAnabas testudineusですね。

アナバスの仲間という扱いでよくアクアリウム雑誌には登場しますよね。


キノボリウオは実際には木に登らないそうですね(笑)

でも、地を這うことは実際にするようで、カンボジア人の多くはその事実を

目撃したことがあるそうです!

先月も、テレビ関係の取材協力をされている方が

キノボリウオについての情報を聞きに来られました。

いつか放送されるときがくるかもしれませんね(笑)

テレビの力はすごいのでキノボリウオの知名度もさらに上がるかもしれませんね!



このキノボリウオはカンボジアの各地の市場で見かける種です。

主に低地が広がる地域であればまずコイツがいると思っていいほどです。

そのくらい、こいつの分布域は広く、スリースポットグラミーなどと共に

資源の豊富なグループに入ります。


写真上のような低地にできた湿地や池、水路などちょっとした水域で見られます。

市場では手のひらよりも大きいサイズの魚が並んでいますが、

そのサイズはこうした水域ではなかなか採れません。

ビックサイズはトンレサップ湖内などの大きな水域にしかいないんです。

いたることころで出会う魚です。
そんなキノボリウオですが、実際に飼育したことがある方は少ないんじゃないですかね。

意外と有名で安い魚ってなかなか買わないんですよね。

でも、じっくり飼ってみるとなかなか味のある奴ですよ!!


ラビリンス器官を持つ種ですのでテラリウムに凝っている方などには

意外とベストな種だったりするのでは・・・?







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