続いても小型コイ科のBoraras urophthalmoidesです。
本種も一昔前には人気の種でしたよね。
とても小さいので小型の水槽での飼育には向いていますよね。
僕はカンボジアでこの魚を何度も採ってきましたが、
どうも他の魚とは違い、何かの条件を満たした水域でしか見られないような
気がしてなりません。なぜかというと、いつも採集時には
必ず予測を立てて水に入るのですが、
この種はいつも予想通りには出てきてくれません(笑)
他の魚、とりわけ低地の小型魚については大体当たるのですが、
この種はそうはいかないのです。
だからといって、これまで確認したことのある水域を見比べても
水質検査などをしたわけではないので詳しいことは分かりません。
そんなこともあり、いつも気に留めている種なのですが、
そのなぞはまだまだ解けそうもありません。
また、この魚も海岸線近くの淡水域からタイ・ラオスとの
ボーダーまで広い分布域をもつ魚です。
カンボジアの魚も日淡と同様に個々の種についてはまだまだ研究されていない
テーマが山ほどあるんですね!
未来の研究者さん!インドシナの魚を研究してみませんか?
きっと楽しい研究ができると思いますよ!!
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