先日紹介したドジョウの調査の様子です。
やっとアップできました!
場所はトンレサップ湖岸に広がる水田地帯ですので、
わりと日本の水田地帯と似ていますよね。
でも、一つ大きな違いは圃場整備が整っていないところです。
水路と水田に大きな落差もなければ、
水路も素掘りですので植物や昆虫をはじめとする生きものの多様性はすごいです!
今回、初めて観察できた点は
ミスタスが僅か5cmほどの水深の場所で休んでいたり(笑)
コイ科の魚たちの新たな動きなどが見れました。
上の写真はチョイ乗り調査でのグッズです。
タモと小型タンク・カメラ・エアポンプ・水は必須ですね!
目的のドジョウも採れたので満足できる調査でした。
実はこの場所は初めてのポイントでした。
でも、予想していた通りの条件で欲しかった魚が採れたのは嬉しい結果です。
下の写真は目的の魚たちなのですが、
僕の予想ではこの中には3種いると予想しています。
その中の1種が未記載種だと・・・
この魚たちは今研究室の水槽に収容しています。
これからじっくりと観察して、研究を進めていきたいと思っています。
さらに、もうすぐドジョウ類の産卵期に入るので、
トンレサップで捕獲されるエビや小魚の中に大型の個体が混じるため、
その個体も集めて比較していく予定です。
今年もいろいろな課題があるので、楽しみな魚ライフが過ごせるようにがんばります。
0 件のコメント:
コメントを投稿