2012年6月13日水曜日

市場の魚シリーズ24(メコン)

今日はメコン流域に近い市場の写真です。

とても多様な種が並んでいます。

これもメコンの恵みそのものですよね!

2枚の写真はそれぞれ違う町の市場で、若干雰囲気も違いますが、

どこの市場も賑わっています。






この魚たちの育つ場所がメコンです!

メコン河はご存知かと思いますが、

中国・ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア・ベトナムの6カ国を流下する

正真正銘の国際大河川です。

全長は約4500kmですから長いですよね。

そのメコンの中でも下流のメコンデルタ地帯に差し掛かるちょっと上流からカンボジア領に入り、

そのままベトナム領となり、河口へとつながります。


ですから、カンボジアのメコンというと下流のぱっとしない水域のように

捉えがちですが、実はいろいろな特性を備えた水域なんです。


下の写真はラオスとの国境付近にあるコーンの瀑布です。(その一部)

このあたりはまだメコンデルタ地帯ではなく、上流のタイ・ラオスと同様に岩場がたくさんあり、

生息する魚たちも若干違ってきます。

特に大型魚は多いですよね。

パンガシウス属やミスタスの仲間、バガリウスの仲間などが有名ですね。

また伝説といってもいいコイ科のフィッシュイーター、アアプトシヤックスの生息地でもあります。

実際に見ると、怖くなるくらい凄い水量です。
この写真は雨季の真っ只中で水量が多いときですが、
乾季は水量も少ないので滝らしい姿が見れます。


そんなメコンですが、少し下流へ移動するとたちまち姿を変え、

今度はゆったりとした流れに変わります。


この辺りからは水深の変動が激しく変わります。

簡単に言うと、水深10mほどしかないかと思うと、急に80mも深くなります。


こうした深い場所をディーププールともいい、

フランスの調査チーム?(たしか)が最新機器を使い詳細にまとめた文献があります。

英語なのであまり読んでいませんが(笑)

4月にフォーバーの調査をした村の近くにもディーププールがあり、

そこでもフォーバーが採れました。

またこのポイントはカワイルカの重要な生息場にもなっている他、

魚にとっても特異な環境だけに重要な水域となっています。


切り立った山の下を流れる場所もあります。
でも、こうした風景はカンボジアでは少ないです。


水深の深い場所がこの辺りにはたくさんあります。

そして、下の写真のようなカンボジアらしいゆったりとしたメコン河が現れます。

メコンの良い所は日本の河川のように川岸が護岸工事がされていないところですね。

ですから、氾濫や侵食といった被害はありますが、これが本来河川がもっている

特徴ですから自然の力に任せるのが一番いいのですが、

いずれは経済の発展と共にそうした治水対策が始まり、

さらには利水にまで手が伸びてくるでしょう。

典型的なカンボジアメコンデルタの風景です。

変化のなさそうな水域ですが、魚影は濃いです!!


上の写真のような大漁の船がこれからもずっとあることを願うばかりです。

この船に乗ってやってくる魚たちが半減すればそれだけメコンに変化があり、

環境が悪化している証拠ですからね。


でも、実は昔はもっと採れたという話をたくさん聞きますので、



もうすでに環境が悪化していることは事実です。


突き詰めればダトニオの未来にも十分影響する問題なので

皆さんにとっても深刻ですよね。


ですから、地球規模でみんなが環境を意識した生活をしなければいけない時代に

入っていることは確かです。

みなさんも環境問題でなにかやっていることはありますか?

はるか向こうに見える青い水域がメコン本流です。
その手前の水域はトンレサップ川です。
その2河川が交わる場所がカンボジアの首都プノンペンです。



2012年6月12日火曜日

ダトニオ保護プロジェクト12


先日10日までにブログやメールを通して皆さんの案をいただき、
圧倒的に多かったAタイプとBタイプを採用させていただき、
さらに皆さんからの案を盛り込んだものができました。

CタイプやDタイプを選んでくださった方もいますので、
その中から少しアレンジしてみました。
(虎魚愛という言葉を肩か下に入れてみました)


今回は裏表(前後)プリントしようと思いますので2面あります。
また皆様のご意見を聞かせてください。
よろしくお願いいたします。
(表はAB同じですね!すみません)


2012年6月11日月曜日

今日も

こんにちは!

このところ、引き受けた学校建設の準備で魚が触れません(笑)

今回の建設準備も各業者との打ち合わせがほぼ今日で終わったので、

後はこれまでに作ってきたそれぞれのピースを工程に合わせて順番にはめ込んでいくだけです。

でも、その中で人の間をうまく取り持ったり、大金を扱うので気の抜けない作業が続きます。


この学校建設自体の仕事はこれまでの日本での経験とカンボジア生活の経験を上手く

取り入れて進めれば基本的な道筋はほぼ頭に描けていたので

混乱することなく進めることができたのは幸運でした。


今までの仕事と職種が違うので毎日が新鮮で楽しい時間を過ごせています。

学校の着工は7月1日で、約2ヶ月半で完成予定です。完成後も役人を招待しての

完成式や9月には実際に新学期が始まり入学式があります。

ですので、何かと忙しそうですが楽しそうですね(笑)

建設予定地の田んぼです!

これからの工事の進む様子を見るのが楽しみです。



本当は校庭に池を作って魚を入れたいなー(笑)なんていう野望もあったのですが、

今回は見送りました(笑) (以前手伝った学校建設では池を掘り始めたのですが、

凄い肉体労働で参加メンバーも皆途中であきらめました(笑))


そして今回の学校建設でも旅人やボランティアの参加を募集するので

安全を第一にみんなで気持ちのこもった学校が作れるといいなーと思っています。


ご参考までに今回の学校つくりを主催しているのは日本の兵庫県で活動する

NPOスロラニュ・プロジェクトという団体です。

興味のある方は是非アクセスしてみてください。


僕の予想ではこの団体は数年後にはカンボジアでも屈指の信念と技術を持った

すばらしい活動を展開する団体になると思っています。

その第一歩がこの小さな分校型の小学校なのです。(2教室低学年用)


乞うご期待ください!!



ダトニオプロジェクトの件も締切日を過ぎたので集計して

近日中にアップいたします!!

よろしくお願いいたします。




2012年6月9日土曜日

今日はイベントでした


今日はうちの食堂があるアンコール・ナイトマーケットの飲食ゾーンの

リニューアルオープンイベントがあり、ローシーズンでありながら

約100席の椅子が全部埋まり、忙しい日でした!!


写真は終わる頃にやっと時間ができて撮ったのでお客さんは少ないですが、
オープンエアーの椅子は満席でした!

最近はほぼ毎日夕方か夜に雨が降っていたので、

今日のイベントも駄目だろうとひそかに思っていたのですが、

幸運にも3時ごろに一度降ってくれたので

イベント中は一切雨は降りませんでした!

ステージも設置されバンドが来て演奏してくれました。

夕方5時にスタートして10時まで厨房から離れられないくらい忙しく

オーダーをもらい、倒れそうでしたが何とか嫁と二人でつくりきりました!!


そして接客スタッフとして来てくれているサムナンには感謝です。

まだ店に来て10日ほどしか経っていませんが、

気の利く奴でとても対応がスムーズでした!!

彼がいなければ今日の店は上手く動かなかったですね。



今日のイベントは在住の知り合いにも知らせなかったんです。

なぜかというと、知らせてたくさん来られると嬉しいのですが、

料理が作れないんです(笑)!

それにも関わらず今日は多くの知り合いが来てくれました。


本当に感謝です。

いつもは少ない人数のお客さんに対してそれぞれに時間を使って

ゆっくりお話しするのがうちの店のやり方なので、


今日来てくださったお客様にはそうした対応が一切できずすみませんでした!!

また今度ゆっくり来てください!


他にはBBQ、たこ焼き屋、スペイン料理、タイ料理、カンボジア料理などがあり

以前に比べるとだいぶ充実してきました!!

昨日の夕方のことですが、偶然うちの前の川でルアーをキャストして釣りをしている

日本人を見かけたので少しお話をして店の紹介をしたのですが、

偶然にも彼が来てくれたのが今日の一番忙しい時で

ほとんどお話もできず、申し訳ないことをしてしまいました。

彼はスネークヘッドハンターで今回はタイとカンボジアへスネークヘッド釣りに来たようです。

昨日会ったときは釣れなかったようですが、

今日の朝、初海外スネークヘッドを釣り上げたようです。
(おめでとうございます!!)

また時間があれば是非寄ってくださいね!!

店の魚たちもがんばってアピールしてくれましたよ(笑)
今日は水槽の魚たちも良い働きをしてくれました。

店は夜からなので水槽の明かりがきれいでたくさんのお客さんが見に来てくれました。

おかげで売り上げにも貢献したかな?(笑)


ともかく、今日は忙しい日でした!

日本人は忙しいほうが身体にあっているのでしょうか?

そう感じた一日でした!!




2012年6月7日木曜日

ダトニオ保護プロジェクト11

ダトニオ保護プロジェクトの一環で進めているTシャツ作製ですが、

協力してくださるカンボジア・シェムリアップにあるCafe de SORAさんが今月末に

タイへお店の商品を買い付けに行かれる予定ですので、

そのときにデザインをお渡ししてTシャツ屋さんに掛け合ってくださるそうです。

多色刷りなので金額面や仕上がりの質が大切です。(日本のようなクオリティは望めないようですが)

そのあたりはSORAさんにお任せすることになると思います。

良いものができるよう、まずは私たちがデザインをそれまでに決めなくてはいけません。

前回の記事にもアップしましたが、10日が期限です。

11日に候補を2点に絞ってさらにデザインをアレンジして数日中にアップいたします。

それで新たな改良案を数日待ち、それをまとめて最終デザインとします。


まだまだこれからのプロジェクトですが、皆様のご協力よろしくお願いいたします。

市場の魚シリーズ24(八の字フグ)

昨日の熱射病も落ち着きました!!

昨夜は店の帰りにポカリを買って2本一気飲みして寝ました!!

体力つけないとやばいですね(笑)


今日もお馴染みの魚を紹介します。

八の字フグで有名なTetraodon biocellatusです!

本種は日本でも東南アジアの代表的な魚としてアクアリウムの入門書などで

紹介される一般的な魚です。

また、汽水魚のため塩分を入れて飼育すると良いというのが一般的ですよね。

僕も中学から熱帯魚の飼育を始めましたが、

カンボジアに来るまでずっとそう思っていました。

でも、偶然2004年に海岸線近くの調査をしていたときに現地で初めて本種を見たのですが、

それが意外な場所だったんです。

しかも始めての出会いは水中でした(笑)


上の写真がそのポイントです。

はっきり言って淡水域ですよね。

どう見ても淡水の川です。

ここは陸路では絶対に行けないポイントなので、何か変わり者はいないかと思い、

メガネをつけて水中観察していると、

流れの中を丸い緑の魚がブルブルと泳いで逃げていくのを確認しました。

急いで追いかけるとフグが出てくる出てくる!!

次々とフグが現れたんです!

見てすぐに8の字フグだと分かりましたが、

まさか予想外の魚だったので驚きましたが、

とても楽しい時間を過ごしました。

本当にこの写真のような瀬の中をラスボラやスチュスキラ、プンティウスなどと泳いでいるんです。


その後は大河川の汽水域でも確認することができたので

やはり汽水にも生息するのだという確信を得ることができましたが、

こうした淡水域にも生息していることは間違いないです。

ですから、ショップで買うときは産地や飼育状況をしっかり確認しないといけないですよね。



また、この八の字フグですが、カンボジア名もあるんです!

その名前は『トライ・レイク・プランバイ』(8番魚)というんです。

でも、カンボジア全土で使われる名前ではなく、

本種が生息している地域でしか使われません。

その他の地域では『フグ』扱いされてしまいます。


我が家では1年以上M.cambodgiensisという純淡水性の種を飼育していますが、

フグもなかなか味があって飼育するには楽しい種ですよね。



2012年6月6日水曜日

熱射病

今日は朝から学校建設の下準備で棟梁さんに会うために

バイクで凸凹道を片道70km走り、打ち合わせしてきました。

帰ってすぐに店の準備でしたが、その頃から頭がガンガンして

今は店で寝ています(笑)

もうそろそろ閉めて今日はゆっくり休みます!!

やっぱり体力は必要ですねー!!

2012年6月5日火曜日

市場の魚シリーズ23(Botia)


我が家にはいつも水槽にボティアがいます!!(笑)
実はカンボジアで一番最初に好きになった魚がボティアなんです(笑)
日本にいるときは日本産淡水魚が好きだったので、
日淡に関わる施設で仕事をしていました。

その頃もボティアの近縁種であるアユモドキも好きでした。
でも、アユモドキは琵琶湖では絶滅したといわれ、
現在では京都や岡山のごく一部の水域にしか生息していません。
そんな魚の親戚がカンボジアにはたくさんいるのです。
琵琶湖の近くにいた頃は調査で何度もアユモドキを探したこともあります。
魚は一度絶滅に瀕する状態に追い込まれると、
回復することは難しく、その勢力は著しく衰退してしまいます。
カンボジアのボティアはまだまだたくさんいますが、
アユモドキのようにいつ危険な状態に追い込まれるかわかりませんよね。
他の魚もそうですが、このボティアを指標に長年カンボジアの水域を見つめることで

見えてくるものがあるのではないかという思いをもって、
いつも水域を見つめるようにしています。

ボティアのかわいいところはその姿です。
カンボジア語でボティアはトライ・カンチュルークといいます。
訳すとブタ魚(イノシシ魚)です(笑)
確かに分からなくはないですよね。
うちの店のロゴです(笑)

実はそんな縁もあってうちの食堂の名前はBotia Life(ボティア・ライフ)といいます。
はじめはBotiaにしよう!といったのですが、
嫁さんが魚の名前は嫌だ!・・・というのでその後に私たち夫婦のカンボジア生活

という意味合いを込めてLifeをつけることにしたんです。

正直、魚の名前なので説明するのに恥ずかしさもありましたが、
今ではすっかり常連のお客さんたちにもこの名前が浸透し、
気軽に『ボティアに行こうー』といってもらえるようになりました。
ボティアという言葉は専門家かアクアリストしか使わない言葉なので
皆さんが普通に学名を口にしているところを聞くと、
なんだか嬉しい気持ちになりますね(笑)

これからもBotia lifeをよろしくお願いいたします!!

そしてボティアたちがカンボジアの水域でずっと元気に暮らせるような

環境を守っていきたいですね。



市場の魚シリーズ22(デルモゲニ)

市場の魚シリーズ22(デルモゲニ)を紹介します。

この魚は皆さんもよくご存知の魚ですよね。

古くから日本のアクアリストに親しまれた種なので今更なのですが、

先日、カンボジアで連載している記事を執筆中にたまたまこの魚の話を書こうと思い、

ネットで検索していたところ、デルモゲニは汽水の魚だと書かれているページがありました。

この種はHEMIRAMPHIDAEという属にはいる種でさまざまな種がいます。
完全淡水性のDermogenys siamensis

ですので、実際に汽水域に生息する種もいるのですが、
今回紹介するDermogenys siamensisは完全に淡水性の魚です。
海から遠く500km以上はなれた水田地帯などの低地にも広く生息している種です。 


Hyporhamphus limbatus(上)

Zenarchopterus buffonis(中)

Zenarchopterus dunckeri(下)

いづれもデルモゲニと同属のHEMIRAMPHIDAE

僕の調査で見つかったHEMIRAMPHIDAE(属)は4種いますが
上記のDermogenys siamensisHyporhamphus limbatus2種以外は汽水域で確認しています。
また、Hyporhamphus limbatusはトンレサップ湖などの

淡水域から汽水域まで両方で確認しています。

ですので、基本的にはDermogenys siamensisに関しては淡水で飼育可能なはずなんですが、
もしかしたらタイやベトナム、マレーシアなどでは汽水にいるのかもしれませんし、

日本に入荷している個体のロットがどこから来ているかわかりませんので
絶対とは言い切れませんがもし、機会があれば日本で見られる種も

淡水飼育できるか挑戦してみてはいかがですか?


だいぶ昔の話ですが、琵琶湖でもクルメサヨリが何尾か捕獲されたことがあります。
おそらく誰かが放流したものと思われますが、
その間淡水で生きていたのですから、そういう事実もあるんですよね!!

 
魚の謎は多いですよね!
人からの情報は絶対とは限りませんからね。
刑事ドラマの犯人探しのように真実は現場(フィールド)にある!!
・・・という信念をもってやっている僕にとっては自分で見たものが一番信用できる情報です。

今こうしてカンボジアで魚を追いかけているのもこの考えがきっかけでやっているんです!(笑)

2012年6月4日月曜日

庭でのアクアリウム

我が家がこの家を借りる前からこの庭には多くの植物が植えられていました。

大家さんの植物好きなことや、以前住んでいたオランダ人家族やアメリカ人家族が

植えたものもあるようです。

ですから、今僕らが枯らすわけにはいかないんです(笑)

そして、2年前から僕が新たに設置したスイレン鉢3個も

いい雰囲気を作ってくれています。

この中に植栽している植物はみな川沿いの土手から集めてきたものです。



一つはタヌキモの仲間を増やそうと思って主でやっている鉢です。

水族館勤務時代はかなり苦戦した水草なのですが、


ここではとても簡単で、あっという間に鉢いっぱいになってしまいます(笑)

ちょうど先日大量に間引いたところなのでこの写真ではスカスカですね。

年に数回小さな花を咲かせます。

残りの2個はオモダカの仲間と芋?のようなものを植えて増やしています。

オモダカの仲間は毎年長い茎が出てきてたくさんの花をつけてくれます。

その後に新芽が出てくるので根が出てきた頃を見計らって鉢の中に移植します。

アブラムシがたくさんつくのが嫌ですね!
なんとかしたいですー!
これまでにもいろいろな在来種を入れてきましたがいつの間にか
いなくなっています。
いろいろな条件があるようなのでこれにあった種を探して
再チャレンジしたいですね!

 
また我が家にはほぼ毎日来客があるので、

庭をきれいにしなくてはいけません。

その仕事はいつの間にか僕の仕事になり、

通常の日々においては結構な時間を費やしています(笑)

草むしりや木々の剪定などの手入れは意外と楽しいですね。

でも、乾季に大変なのが水まき作業です!!

カンボジアの半年は乾季なので雨がまったくといっていいほど降りません。

なので、水をまかないと植物の一部はすぐに枯れてしまいます。




上の2枚の写真と下の写真も今育てている植物たちです。

およそ半分(ランの仲間の大半)は来たときからあったものですが、

残り半分は僕が買ったものです。


カンボジアにはそれほど多くないのですが植木屋さんがあります。

そこでは大小さまざまな植物が売られています。

(小さな草花から高さ10m以上ある椰子の木まで)

カンボジア人も家に植物を置く習慣がちゃんとあるんですよ!

日本だと数千円しそうなものがたいていは5-10ドルくらいで買えます。

1年に数回嫁さんと植木屋に行き、少しずつ集めて楽しんでいます。

日本にいるときはボロアパートに住んでいたので

そんな発想もできませんでしたがカンボジアのゆっくりした時間の中で

見つけた楽しみの一つになっています。

今年の1月頃に遮光ネットを設置したのですが、
それを支える骨組みが腐ってしまったので今度修理予定です。




2012年6月2日土曜日

浄水器つけました

4月に帰国した際に追加で買っておいた浄水器を空けてしまいました。

本当は壊れたときに出すための予備のつもりだったのですが、

ホテルのメンテにいつも使用するときも部屋のを使っていたので、

2台あれば楽チンだということに気づき(笑)セットしました。

1台目はINとOUT両方に取り外しが楽なタップをつけましたが、

今回の家用はINだけにしました。

OUT側は今の使用方法だと必要なさそうです。


カンボジア、とりわけシェムリアップの町の上水道はあまり良い品質ではないので、

飲料水として使うことはもちろんできませんし、

魚にとってもかなりきつい水なんです!


ですからこの浄水器は魚にとっては生命線ですね。


コットンのフィルターなんて3ヶ月使えば水の中に入っている

ラテライトの微小粒子が付着して真っ赤になります。


また、消毒用の薬の濃度が日によりバラバラで

ひどいときは刺激臭で鼻が痛いときも・・・


そんな日に換水すると、魚は10分あれば全滅です。

10という数字を書けるのは実際に何度か経験したことがあるからです。


特に弱いのはコイ科の小型魚でした。

スマトラに似たプンティウス・パルティペンタゾナはイチコロです。

本当に浄水器サマサマデスネ!

2012年6月1日金曜日

ダトニオ保護プロジェクト10


いつもありがとうございます。


ダトニオ保護プロジェクトのTシャツ製作ですが、

今出ている案(A-Dタイプ)の中から2点に絞っていこうと思います。


また、少しでも多くの方のご意見を取り入れて考えていきたいと願っています。


そこで、今回ご意見を募集する期日を6月10日までといたします。


この後もまたアレンジしつつ、皆様のご意見を聞きながら

より良いものを作れるようにがんばります。


ご協力お願いいたします!!

市場の魚シリーズ21(Chitala lopis )

市場の魚シリーズ21です。

今日はChitala lopisです!!

ナイフの話は以前にしましたが、ノトプテルス、スポッテッド、ロイヤルの3種は

カンボジアでも地域によっては良く見かける種だとお話しました。

そしてこの Chitala lopisだけはなかなか出会えない種でいつか出会いたいと思っていましたが、

いまだに天然水域では出会っていません。

今回撮影した写真の個体は先月タイのチャトチャック市場へ行った際に

いつもお世話になっているtigerperchさんが案内してくれた店で買った固体なんです(笑)



文献を見ても、この種は確かにカンボジアにもいるようですが、

本当に限られた地域のようです。

その地域の中でも高地のスワンプにいるという情報だけですが・・・(笑)

でも、その地域は確かに高地が広がっているのですが、

メコン水系とつながった大きなスワンプとなるとそうはないはずなんです。

しかも年中安定した水域でないとこの魚は生息できないので

この生息地については今も謎です!!


まだ詳細地図と睨めっこしていないのでなんともいえないのですが、

今度時間のあるときにじっくり調べるつもりです。

実際本種はスンダランドにおいてはよく見かける種のようですね。


また、インドシナでもメコン水系よりはチャオプラヤ水系の方が多そうですね。

写真の個体もタイのある地域産の個体です。


今回は大型個体は買いませんでしたが、

80cmを超えた個体はかっこいいですねー(笑)とても魅力的な魚でした。

肉厚で色もなんともいえない黒光りした下地に深いグリーンが僅かに光ります。

まだ標本に使っていない個体を1個体ストックしているので大きくしてみます!!


日本のショップでも他の3種と比べると入荷量は少ないと思いますが、

もし、見かけたらじっくり観察してみてください!!

2012年5月30日水曜日

ダトニオ保護プロジェクト9

ダトニオ保護プロジェクトのご報告です!

これまでに世界中?のダトニオファンの方々から

当プロジェクトで考案中のTシャツ製作のアドバイスをいただいてきました。

最近はあまりアイデアがあがってこないので

これまでに出た中から絞っていきたいと思います。

今回は4点デザインを用意いたしました。

素人のアイデアなのでプロの様にはいきませんが(笑)

もし、お時間がありましたら、A-Dタイプの中から

気に入ったものがあればコメントください!!

皆さんのコメントによる回答とカンボジアで応援してくれる方々の案を

総合的に見て判断いたします!!




好きなタイプは人それぞれ違うので難しいところですが、

皆さんのご協力をぜひともいただきたいと願っています。

よろしくお願いいたします。

(これからも絞りながらデザインはアレンジしていきます)

市場の魚シリーズ20(小さな宝もの)

久しぶりの市場シリーズです。

やっとの事で20まできました!!


今日は市場でよく見かける小魚コーナーです!

市場での調査は地方へ行く時は必ず行います。

地域にもよりますが、例外を除くと、そのほとんどは地元の魚たちです。

ですから、その地域の魚をざっと確認するのにはもってこいの調査場所となっています。

もちろん、ラスボラなどの小さい魚はなかなか市場にはでないので

そこにいる魚がすべてだとは思っていません。

クリークや湿地にいる魚は自分で採らなければいけません。



この写真も典型的なパターンの写真です。

一見すると、同じ魚の山に見えますが、

これで立ち去ってしまうとせっかくの調査も台無しです(笑)

上の写真でもざっと10種もの魚が入っているからです!

僕はいつも地方へ行くと翌日の朝は市場で時間を使って、

魚の山を1つ1つチェックして確認した魚をすべて野帳に記録します。


数年前に塚脇先生率いるトンレサップ湖調査チームが市場で新属新種を発見したのも

きっと同じ様な地道な作業をされたからこそできた成果ですよね。


僕も、カンボジアでは少ないとされる種をこの方法で

何種か確認していますので、とても有効な調査方法だという事は確実です(笑)!

この小魚の山をチェックする時のコツは自分の目ではなく、

お店のおばちゃんのご機嫌をとることです(笑)

(笑)本当なんですよー!


いくら怪しい山があっても、そこをほじくりたくても、

おばちゃんを怒らせては絶対に触れないのです(笑)


そしておばちゃんの暗黙の許可が得られれば、

後は自分の観察眼が頼りになります(笑)


このような感じでいつも市場を歩いているんです(笑)

魚好きには最高の時間ですよね!

もし、皆さんも国内外を問わず、市場を散策する時は楽しんでください!!



2012年5月29日火曜日

いつもありがとうございます

この数日忙しかったのでほとんどブログを開く事も出来ませんでしたが、

気付くと、アクセス数が10000件を突破していました。

ついこの前まで5000件突破で皆様に感謝したばかりなんですよね(笑)

まだまだ初心者ですが、これからも一つ一つ大切にブログをアップしていこうと思っています。

これからも応援よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

近況報告

タガメの調査も無事に終わりました!!

肝心のタガメも無事に研究室へ生きて届いたようです!

これからの研究に役立てていただければ幸いです。

Nさん!お疲れまでした。


学校建設の方も代表の方の滞在も無事に終わることができました。

でも、これから学校建設のための準備がいろいろとあり、忙しくなりそうです(笑)

契約書の作成や政府への申請書類の作成、職人さんとの打ち合わせなど課題は山積みです!!

なんとか良いお手伝いができると良いのですが・・・


この10日間程は我が家の魚たちのメンテも怠っていたので今日は朝から

メンテ作業に追われました(笑)

さらにレストランとホテルの水槽もあるので数日は忙しそうです。



でも、やっぱり忙しい事は幸せですね(笑)

そう感じる今日この頃です。



今後は学校建設の方もたまにご報告いたします!!

ダトニオはまだ生き餌しか食べませんが元気です!

2012年5月25日金曜日

今日から

今日からは昨夜からシェムリアップ入りしている

学校建設をされている日本のグループのお手伝いで3日間走り回ってきます(笑)

このプロジェクトのお手伝いは直接魚とは結びつかない分野なのですが、

このカンボジアにいるからにはこうした団体のお手伝いをする事は

とても大切だと感じています。

また、多様な分野を覗く事も人生においては必要ですよね。


今日はこれまでタガメの事前調査と共に準備していた学校建設の候補地を

案内したり、教育・医療関係でバリバリ働く方々と面会してもらう準備で忙しそうです。


魚ネタは数日お休みすると思います。(すみません!)


また、こうした魚とは違ったカンボジア事情もこれからは紹介していきたいと考えています。



(ダトニオは今日も元気です!!)


タガメ調査3

Nさんのタガメ調査のお手伝いも昨日、無事に終わりました!

昨日は昼間にトンレサップ湖の見学を行い、

夜は近くにあるトラップで再度コオロギ採集を行い、不足分を補いました。


そして最後は頼んでおいた知り合いのおばさんがやっているトラップに行き、

タガメを3匹確保することができました。


後は無事に日本の研究室まで生かして持ち帰る事です。

Nさんには頑張ってもらわないといけませんね!



これまでタガメは魚調査のおまけの様なもので、

偶然採れるものでしたが、今回のように専門でタガメを追っかけた事はなかったので

とても勉強になりました!



Nさんの研究成果が出ますように!!



2012年5月24日木曜日

タガメ採集2

神戸大からタガメの研究をされているNさんが来られてから、今日が2日目です。

前回アップしたポイントを昼間と夜の2回に分けて調査してきました。

昼間はタモ網採集をして、

夜間は下の写真の様なブラックライトを使うトラップ採集をしています。


光に集まる虫の習性を利用して虫を集めます。

ビニールにぶつかった虫は下に貯めてある池に落ちて溺れるという仕組みです。

このトラップはこれから始まる雨季にはカンボジア中で見ることができます。

タイやベトナムの都市部近郊では稲の収穫をあげるために使用される農薬の影響で

タガメの姿はほとんど見られなくなってしまったようです。

ですから、現在タイのバンコクやベトナムのホーチミンで見られる

食用タガメの多くはカンボジア産とのことです。

カンボジアも農薬を使わないわけではないようですが、

経済的にも使用する農家はまだ少ない事が逆にタガメなのど水生昆虫や

その他の水田を利用する生きものにとって種の多様性を

維持することができる要因となっているのかもしれませんね。


このトラップはタガメの他にメインとなる獲物はコオロギです。

数年前は一晩で(トラップ3個)50kgのコオロギが採れたそうです。

でも、今は多くて20kg!少ない日で5kg程度とのことです。

それでも、私たち日本人のイメージからすると多いですよね(笑)

下の写真は今日の朝から田んぼでタガメ採りをした時の写真です。








そして、今日の晩はシェムリアップの町から約45km離れた水田地帯に行って来ました。

ここはトンレサップ湖岸とは違い、多いところでは200個くらいのトラップが仕掛けてある

ポイントです。ここなら効率も良いはずです。

早速、トラップを管理している人に手当たり次第聞きこみ調査をしますが、

みんな口をそろえてタガメはいないと言います。

2件目に聞き込みを行ったところでもいないと言われましたが、

話をしている最中にここに1尾いるよ!といい、

水ガメに入っていたタガメをくれました!

いるじゃんーーー!!うそつくなよーー!おじさん!!

その後、何かおかしいなと思い、質問を変えてみることにしました。

「タガメはいますか?」ではなく、「この時期一晩でタガメは何匹くらいとれますか?」

すると帰ってくる答えが変わったんです。

「大体、10匹くらいとれるよ!!」

やっぱり!いるんやんかー!!

何ヶ所かの家に電話番号を聞き明日の朝引き取りに行く約束をして

まわりました。そして、最後の場所と決めて停まったポイントで聞き込みをすると、

「向かいの家に行きなさい!」といわれ、行って話を聞くことに・・・

すると、「たくさん持っているわよ!」という答えが返ってきました!!

偶然にもこの家はこの地区でタガメの買い取専門の家だったんです。

毎日この地区でタガメを採った人が売りにここへ集まるそうです。

そしてある程度集まるとタイへ売りに行くというわけです。

おばさんが出してきた袋にはタガメが山ほど入っていました(笑)




これにはタガメ研究のNさんも大興奮!!

僕も大興奮していました!!(笑)

きっとみんな苦労して採ったタガメなんだろうなーと思うと

タガメがものすごく貴重な生きものに感じられました。



タガメは♂♀で値段が違います。

メスの方が安く、雄は匂いがきつく、

タイでは高価で売られるのでメスの倍の価値があるそうです。

ここまでが今日の成果です!!




こうして今日の調査も無事に終わりました!!

明日もまだ調査があるのでバテないように頑張ります!!


タガメ採集調査1



実は数日前より神戸大学でタガメの研究をされている方が

カンボジアへタガメ生体を確保するために来られています。

その調査をコーディネートするために今月はチョロチョロと動いていました(笑)

1枚目の写真はこの数年乾季でも干上がることのなかった池で、

タガメが確実に採れるポイントでしたが、

今年に限って干上がっていたんです(汗)

まさかの手堅いポイントを失ってしまった事に焦り、

数日間は必死にタガメ調査をしました。

下の写真はトンレサップ湖岸に広がる広大な水田地帯の中を

走ってタガメのポイントを探している時のものです。

賭けで東の方角を選択して突き進みましたが、いつの間にか道がなくなり、

気付くと田んぼの中を突っ走っていました(笑)

乾季の終わりなので水田はまだカチカチなんです(笑)

数キロ走って引き返し、途中で農作業をしていたおじさんと少年にタガメの話を聞くと、

そこから数百メートル先の水のある水田に案内してもらいました!


やっぱり地元の人は違いますねーーー!!

ガタガタ道を必死で走っていた自分が情けないです!!

ポイントは南へ100mほどのところにあったんですから(笑)

そのおじさんチームは採り方まで教えてくれておまけに1尾タガメを採ってくれました!



大切に持ってきた飲み水をお礼にあげたのですが、

飲むかと思いきや、タガメの入っている入れ物の水が汚いと言いだし、

あげた飲み水を使ってバケツの中の水をキレイな水に入れ替えてくれました!

本当は自分のために残しておいた大切な飲み水だったのですが、

おじさんの身体に補充するはずが、

まさかのタガメに補充されてしまったのです(笑)

でも、本当にこの2人には感謝です!!


今年は雨が少ないせいかタガメは例年よりも少ないようです。

でも、そんな事を言っている場合ではありませんよね。

日本から僕を頼りにして来てくれる方がいるのですからね!!

何とか数か所はいるポイントを探さなくてはいけません!!

翌日は知り合いのおじさんに頼んで他のポイントを案内してもらいました。

ここでも1尾採れたので一安心しました。


その他にもこの後数ポイント探して何とか準備を整えることが無事にできました。

ザックリとした紹介ですみません。
(連日炎天下での作業で若干バテ気味です)

子供たちはタガメが住む池で泳いでいました。