2017年1月23日月曜日

もんどり


餌を入れて仕掛けるだけで魚が採れる

モンドリやセルビン!

日本では多くの河川でこの仕掛けを使用する事を禁止していますが、

琵琶湖にいる頃は毎年特採(特別採捕許可証)を県から発行してもらっていたので

調査時はある程度いろいろな漁具で様々な魚たちを採集する調査を

することができました。

特に県のいきもの総合調査をしていた頃は

カワバタモロコの調査をしていたので

セルビンは欠かせない漁具でした。


本当に良く入るんですよね~

そんなモンドリやセルビンですが、

カンボジアで使用したのは17年間で2回目なんです(笑)

最初に使用したのは17年前です。

という訳で、

それ以降17年間一度も使わなかったんです。

なぜかというと、

その一度目に使用した際に

まったく魚が入らなかったからなんです。

すごく単純な理由です。


そして、昨年日本で練りえさを買ってきていたのを思い出したので

17年ぶりにやってみようかと思ったんです・・・

ですが、

結果は17年前と同じで(笑)

一尾も入りませんでした(笑)

もう笑うしかないです。


日本のエサだからダメなんでしょかね?

同じような仕掛けはカンボジアにもあるので入るはずなんですが・・・

仕掛けのまわりにはすっごいたくさん魚が泳いでいるんですけれどね・・・

入りません(笑)


次回気が向けば、今度はカンボジアの食べ物を入れてみようかと・・・

日本食は嫌いのようですので(笑)

実験をしたらまたアップしますね。


そして、

とうとう我慢できずにタモ網でバサッと掬ったら入る!入る!

仕掛けを仕掛けたのがばからしいくらい一瞬で採れちゃいました(泣)

今日採れたのはデルモゲニや

メダカの仲間Oryzias minutillusをはじめ

コイ科のキンセンラスボラ(Rasbora borapetensis)、

キンセンに似ているけれど背びれも赤い小型ラスボラのRasbora rubrodorsalis


フライングバルブで知られるEsomus metallicusなどでした!


ちょっとした事でも

なぜ入らないか?それを知りたいですよね(笑)

これもある意味でカンボジアの魚の謎ですね!



2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    日本の練餌では仕掛けに入らない、面白い現象ですね。
    カンボジア人の仕掛けに、餌は何が入っているのでしょうか?

    以前読んだ本に、ブラジルの釣りは水面を叩いてから釣ると書いてありました。
    場所や魚の性質で、釣りの方法や仕掛けも違ってくるのだなぁと今回の記事で実感しました。

    新しいプロジェクト、楽しみですね。応援しています!

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    1. 千明さんコメントありがとうございます。
      国や地域によってこんなに差があるのは驚きです。
      また機会があればいろいろ試してみます。
      プロジェクトも進むようでしたらまたご報告させていただきます。

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