2014年8月26日火曜日

漁村でのワークショップに参加しました

 
今日はカンボジアの希少魚保全プロジェクトを一緒にやらせてもらっている
 
長尾財団さんやカンボジアの水産庁の皆さんがシェムリアップに来られ、
 
トンレサップ湖の漁村で小規模漁業に従事される方々に
 
向けたワークショップをされるという事で
 
見学させてもらいました。
 
 
今回の対象となった漁村は最近、トンレサップ湖の新たな観光名所と
 
なりつつあるコンポン・プルック村です。
 
ちょうど、2週間ほど前にトンレサップ湖のツアーで
 
日本から来た高校生を案内をさせてもらった村です。
 
 
その時から一月も経っていないのに、
 
湖の水位は1mちょっと増えていました。
 
下の写真中央に乾季に渡る橋の手すりが見えますが、
 
ツアーの時は橋そのものが丸見えでした!
 
こんなにも水位が早く増えるんですね!
 
いまさらですが、驚きました(笑)
 
 
 
そして、浸水林を進むと、村の入り口にある村役場が見えてきました。
 
ここが今回の会場です。
 
 
 
すでに、参加者の方々は船で来ていました。
 
カンボジアでみられるこのタイプの小船の船首が柱に結ばれて集まっている
 
様子は何だか落ち着く風景です(笑)
 
 
参加された方は意外にも女性が多かったのは驚きでした。
 
 
ワークショップ自体は今日だけではなく、
 
明日も引き続き行われるので先ずは第一日目という感じで
 
参加者の反応を見ながら進められていたように感じました。
 
 
漁業法が数年前に改定されたことで
 
その影響があるか?その影響とはどういったものか?
 
そして、その対策方法は?
 
・・・など、実際に漁業をしている方々から
 
現状を聞き、みんなで話し合うといったものでした。
 
 
 
こういったワークショップで参加者の参加意識や実際に考えていることを
 
引き出してその原因と対策を話し合うために、
 
重要なテーマの時には個々に意見を書いてもらい、
 
それをボードに貼ってみんなで考えるといったスタイルだったので
 
いろいろな意見があったようです。
 
一番影響を受ける本人たちの意識改革や
 
そのための行動を起こすのは容易な事ではありませんが、
 
少しでも良い方向へ向かうように進むといいなと感じた一日でした。
 
 
そして、昼前にはものすごいスコールが来ました。
 
このところずっと雨がなかったシェムリアップ地方なので
 
ホントに気持ちいいくらい降ってくれましたね。
 
でも、思った以上に風が強く、
 
雨の時間も長かったので寒くてブルブル振えてしまいました(笑)
 
久しぶりに寒気を感じた一日でした(笑)
 

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