昨日は朝からAkysisという小さなナマズの標本チェックをしていました。
ホントに小さいナマズです(笑)
下の写真が2013年にラオス国境あたりのメコン川本流に潜った時に
流されながらも(笑)底の石と共にタモで採集した個体です。
あまりの暑さで水に浸かっていないと我慢できないくらい
過酷でした(笑)村に滞在していたのでコーラとか何にもなかったんです。
さすがにきつかった思い出がありますね。
そんな魚ですが、
今まで種が同定できなかったのでsp.扱いしていたのですが、
やる気を振り絞ってデータを集めて再チャレンジしましたが、
やった割には成果が出ず(笑)
結局、spのまま作業を終えました。
でも、新たにA.fuliginatusという2005年にラオスで記載された種がいることが分かり、
各部位の測定をして比率を確認しましたが、
何とも微妙な結果に終わりました。
そのA.fuliginatusですが、ネットでは写真がないんですよねー
色のパターンや尾びれの形状はドンピシャなんですけれどね・・・
本心は決めちゃいたいのですが(笑)
決定的なものがないので奮闘もむなしく、現状維持に終わりました。
こんな事はしょっちゅうですが、
やっぱり悔しいですよね。
上は顕微鏡で見たドアップ写真です。
顔や胸鰭の鋸歯の有無もはっきり分かるのに・・・(残念)
こんな魚がまだまだ山ほどいるので
地道に作業をまた明日からやっていきます!!
0 件のコメント:
コメントを投稿