一日遅れですが(笑)、
昨日は魚標本をほじくり返す作業もしました(笑)
今回はコイ科の大型魚Torという仲間の魚標本をチェックするのが目的です。
ここで扱う液浸標本はホルマリンなので扱いに注意しないといけません。
本当はもうちょっと研究所の資金があれば(笑)
安全なエタノールに変更できるのですが、今のところ・・・難しそうです。
でも、大きなタンク2個のうち、ギッチギッチに入っていなかった方のタンクから
無事に目的の魚が見つかったので良かったです!
見つからないと、掘り出すのがホントに大変なんです(笑)
このタンクは4-3年前の魚が中心に入っているので
タグを見なくても、あの時の魚だね!と当時の思い出がよみがえってきました。
そして、下の写真が昨日探していたTorです。
コイ科の中ではダントツにカッコイイ魚ですね!
実はあまり僕とは縁のない魚なのですが、
好きな魚の一つです。
ところで、
この魚の何を確認したかったのかというと、
median lobeという口の下についているベロベロの長さ(大きさ)だったんです。
(魚の口を下から写した写真(下)をご覧下さい。)
このベロの大きさで種類が変わるらしいんです。
確かに先日、収集した個体と2011年に違う水域で収集したこの標本の魚とは
違う種だという事が確認できました!
いやープノンペンでこの話を聞いて
気になっていたので確認できて良かったです!!
何とも、マニアックな話ですが(笑)、
生きものの調査をしていくにはある程度の分類も
覚えていかないといけないので、
始まらないので大変ですが、
いつもいつもいろいろな発見があって楽しいですね(笑)
タンクをほじくり返した甲斐がありました!
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