昨日に続いてベタネタですが、
このBetta siamorientalisっ!
特徴がすごく難しいですね~(苦笑)
記載論文を見たのですが、
形態的な特徴としては
背びれ、尾びれ、尻びれ、腹ビレ、胸びれ、側線鱗など、
基本的な部位はこれまでに知られている
ベタ・インベリス(Betta imbellis)とベタ・スプレンデンス(Betta splendens)とほとんど同じで、
僅かに1本レンジがずれている程度か全く同じでした。
頭長比などの各部位の比率もそれほど差がないようです。
そこで、貴重な同定ポイントとしては
各部位の体色となりますが、
これがまた!厄介で(笑)、
結構スプレンデンスと重なるんですよね。(僕の見る限りでは)
マジで難しいですね~。
でも、ベタだけあってやっぱりキレイです(笑)
種小名のsiamorientalisですが、
siamはタイの古い名ですし、orientalisは学名なのでラテン語化してありますが、
オリエンタルは「東洋の」とかいう意味ですので、
「東洋の国タイのベタ!」みたいな意味で命名されたのでしょうね。
その名に恥じない美しさです~!!
また機会があれば
他の水域も調査しながら
コツコツデータを集めて解明していけたらいいですね。
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