今日のプチツアーは先ほど、無事に帰ることができました。
今回は案内をしてくれた友だちと
彼女が長い間培ってきた村の仲間たちのお蔭で目的の魚(Betta siamorientalis)を
スムーズに見つけることができました!!
みなさんのお蔭です!
ありがとうございました。
先ず!村に行き、友だちに情報を集めてもらってから、
目的地へ向かいました!
その途中でいそうな小さい水域で魚採り開始です。
1ポイント目は少し水が少なかったのですが、
シェムリアップだとベタ・スプレンデンスがいそうな場所なのでやってみることに・・・
でも、残念ながらキノボリウオだけだったのですぐに退散。(写真上)
2ポイント目は少し水も多く、
スリースポットグラミーがすぐに採れたことから、
年中水がある事は確かなので、ねばりましたが不発・・・(写真下)
そして村から東へ約20kmの目的地点に到着!
土手が目の前にあったので初めは見えませんでしたが、
水域が見えた瞬間!
ここだっ!と思いました(笑)(写真下)
ここだっ!と思いました(笑)(写真下)
採集に参加してくれた3人の村人はすぐに思い思いの場所へ。
僕はまず、忘れないように水域の写真撮影やGPSで場所を記録する作業をした後、
それでは!と張り切っていそうな場所へタモ網を入れると、
一発目で入りましたーー!!
目的のベタBetta siamorientalisです!(たぶん)
ホント!嬉しかったですね(笑)
文献に記載されているような特徴が出ている魚だったので
すぐにこれだ!とわかりました。
このBetta siamorientalisが生息する水域はご覧の通り、
ベタ・スプレンデンスと同じような低地の氾濫原に広がる湿地帯です。
下の写真の様に広大な湿地ですが、
この湿地は意外と深くて、深いところは胸ぐらいまでありそうでしたが、
水生植物が繁茂しているので
その上を歩くことができます(笑)
グニュグニュしていてちょっと怖いですが(笑)、
なかなか立派な湿地でしたね。
気づくと、助っ人のみんなはとんでもない遠くへ・・・
実はこの魚ってあんまり深い場所にはいないんですよね。
なので、水が見えている場所を丹念に探して
岸際を攻めると出てきます。
そう、予測をたてて採集をしてみましたが、
その予想が的中し、岸際の20m程のエリアで5尾採ることができました!!
そして、助っ人のみんなにも3尾追加でもらったので、
計8尾のBetta siamorientalisを持ち帰ることができました。
こちらはよく見かけるサンショウモの仲間ですね。 ナンゴクサンショウモなのか?外来のオオサンショウモか? ちょっと気になっているので今度しっかり勉強しておきます! |
そして、他には久しぶりに出会った長~いドジョウ!
Pangio anguillarisです。シェムリアップでも見られますが、
水田地帯を最近やっていないので久しぶりです。
そして、こちらはお馴染みのクローキンググラミーです。
あまりにもよく見かける魚なのですが、
じっくりと見ると、キレイですよね。
最後は今回、助っ人として参加してくれた村の方々!!
目的の魚に出会えたのは彼らのお蔭でもあります。
以前からよく使う言葉ですが、
「カンボジアで魚採りをするためには必ず目的の魚と自分との間に
カンボジアの人が入るんです。」
時には嫌な形での接触もありますが(笑)、
今回の様に気持ちの良い接し方をしてくれる人もいます。
彼らの協力なしでは魚との接点をつくれないのはカンボジアならではのスタイルですが、
そんな人と魚との「つながり」は意外と好きです。
(ホント嫌なつながりもありますが・・・(苦笑))
・・・という事で、その結果、
こうして広い大地から2cmほどの小さな魚に出会えることのスゴさを
今日は強く感じることができましたっ!!
今日も魚バカに付き合ってくれたみなさん!
ありがとうございました。
タカです。Betta siamorientalis良いですね。カンボジアにはまだ新種のBettaがいそうですね。
返信削除原種ベタは好きで色々とブリードして楽しんでいます。今回の記事のように生息地の環境など紹介していただけると、ブリードの参考になり有り難いです。カンボジアにはBadisの新種も居そうですよね。
水棲昆虫(シマゲンサイズ)や純淡水ガニなども紹介してください。
タカさん
削除コメントありがとうございます。
日本での飼育やブリードに役に立つと幸いです。
Badisは北のラオスと西のタイでは見つかっていますが、
カンボジアではまだ確認していません。
見つかるといですよね。
ゲンゴロウやカニはあまり得意ではないので(笑)
写真程度なら紹介できます(笑)
今後とも応援よろしくお願いいたします!
ありがとうございました。