昨日は日曜日ということでお店も休みなので
病気がちのおじいさんの家を嫁さんと訪問してきました。
豆乳と水、アヒルの炭火焼をもって約20km離れた村へ。
最近は夜風が寒くなってきたのでおじいさんも風邪をひたようでした。
それでも、元気そうな顔が見れて良かったです。
この村訪問の時にふと気になっておじいさんの家のわきにある池へ行ってみました。
この池は乾季にはほとんど水がなく魚の姿もほとんどないのですが、
雨季にはものすごい数の魚がいます!
これは毎年の事なのですが、
この村も雨季の最盛期には洪水が何度か発生し、
水田や池、道路などがすべて浸水します。
そしてしばらくすると、魚がたくさんいるんですよねー
元々いた種が繁殖するということもあるかと思いますが、
外から入ってくる魚も多いはずです。
昨日も池のふちで観察すると、
フライングバルブ(Esomus metallicus)や
スリースポットグラミー(Trichogaster trichopterus)
キノボリウオ(Anabas testudineus)
プラーチョン(Channa striata)
ニードルガー(Xenentodon cancila)
などなどがたくさん見られました。
ここにダトニオ入れたら半年で大分大きくなるだろうなー
なんて考えてしまいました(笑)
さらに、帰り道、国道から村へ入る入り口付近の水田で投網をしている親子がいたので
ちょっと寄り道してみました。
お父さんが投網を打って、子供が網から魚を外す!という感じでやっていました。
やはり、氾濫原エリア独特の魚たちが勢ぞろいでした!!
中でも、レアだったのはシルバーグラミーことTrichogaster microlepis です。
このグラミーはアクアリウム界ではよく知られた魚ですが、
インドシナのカンボジアではかなり少ない魚なんですよ!
いる場所にはたくさんいるのですが、
その範囲が狭く、局所的にしかいない?というのが僕がこれまでに見てきた結果です。
そんな魚がここで出たことは意外でしたし、ちょっと嬉しかったですね!
そして、フグ(T.cochinchinensis)も5-6尾採れました。
写真撮影用に2尾ペットボトルに入れてもらってきました。
このフグはよくいるフグなのですが、
そういう魚に限って意外としっかりした写真がなかったりするんですよね。
実際にこのフグの写真を調べたらもう10年近く前に撮ったきりでした(笑)
当時は3Mくらいのデジカメで撮影していたので
撮り直さないといけないですよね(笑)
日本ではポイントへ行っても他に魚採りをいている人なんていないので
網を持っていなければ川面を見て魚を確認する程度ですが、
カンボジアでは網がなくても水があれば必ず魚採りをする人がいますので、
出かけた時にチョロッと調査することが可能です!
こんな時にGPSほしいなー!
0 件のコメント:
コメントを投稿