2017年6月29日木曜日

話題のタニガワナマズから


今日本のナマズファンの中では第四のナマズといわれる

仮称タニガワナマズというナマズが注目されているそうですね!!

僕もナマズとは多少は縁があり、

今回は日本帰国も迫っているので

思わずカンボジアの魚ではなく、

日本の魚に思いを馳せてしまいました(笑)


もう十年くらい前ですが、

日本のナマズにハマっていた頃がありました。

日本にはマナマズと琵琶湖に生息するイワトコナマズ、ビワコオオナマズの

3種が知られてきました。

僕はそのどれも興味があり、

よく相棒と共にこの3種のナマズたちを追いかけていた頃があります(笑)


そんな中で

ちょろっと特別な黄金色のナマズには

惹かれるものがありましたね~

写真は黄金のイワトコナマズを採集した直後のシーンです!

やっぱり色が色だけに仲間のみんなと大騒ぎした思い出があります。


この頃は琵琶湖にはよく潜りに行っており、

黄金のイワトコナマズをはじめ、

ビワコオオナマズとは水中で何度も睨めっこしていました。


1mを越えるくらい大きくなる

ビワコオオナマズの方も愛着のある魚の一つです。

この魚は大きな魚なので

水中で見る時の迫力や自然水域にいる!と思うだけで

胸がドキドキしちゃうんですよね。

ゆっくりと近づくと、

コカナダモの隙間で寝ている様にじっとしているんです。

日中はじっとしているためか、

体中には泥が堆積して積もってたり(笑)

これが天然水域のすごみなんですよね~


こんな観察がカンボジアの氾濫原エリアでも見れれば

どんなに楽しいか・・・

残念ながら透明度がないのでその夢は叶いそうもありません・・・


下の写真は黄金のイワトコナマズを発見した時の一枚です。

左下の水草の隙間からちょっと黄色っぽい魚体が見えますよね。


ビワコオオナマズはこれまでに数百個体を湖内で見てきましたが、

黄金色の個体は僕にとっての師匠の一人でもあった

今は亡き琵琶湖の漁師さんが刺し網で捕獲した1個体しか見たことがありません。

そのくらい少ない魚で

琵琶湖ではその美しさや滅多に出会えない事から

弁天様のお使いといわれて珍重されてきたそうです。


その一方でイワトコナマズの方は

ビワコオオナマズと比べると

出会う個体数も少なく、僕が出会ったのは百個体に満たないくらいですが、

逆に黄金個体はこれまでに取り逃がした個体も入れれば

20回くらい出会いました。

イワトコナマズは夜間の遊泳時に出会う事が多かったので

出会った瞬間に失敗すると

一瞬で逃げちゃうんですよね。

コツさえつかめば確率は上がるんですが、

結構根性がいります(笑)

上の写真の時も本当はもっとしっかりした写真が撮れるんですが、

先ずは採集することが大切なので気付かれる前に

戦闘準備に入らないと負けちゃいますからね(笑)

こんなボケた汚い写真でも、

頭の中には今もその瞬間の光景や興奮していた気持ちが

しっかりと思い出となって今も残っています。



最後ですが、

こちらの写真はよくある写真ですが、

釣りをして釣ったイワトコナマズです。

通常の黒い個体と黄金色がまだらになったタイプですね。


とても可愛い魚です!


おっと!

肝心のタニガワナマズの事を忘れていました(笑)


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