カンボジアのトンレサップ湖周辺の氾濫原エリアには
ある言い伝えがあります。
それは何かというと、
魚は雨季になると土の中にある卵が孵化して魚が出現する!というものです。
この広い地球上には実際に魚が干上がる前に産卵をして
その卵が来年の雨季まで土の中で乾燥卵として過ごし、
雨季の水の出現と共にふ化する魚は確認されています。
そんなタイプの魚がこのカンボジアにいるのか??
それを確かめるために調査時にちょこちょこ集めていた土を使って
魚卵が土の中に存在するのか?を確認するための実験を始めました。
その一例が上下の写真です。
乾季に訪問した水域で干上がる直前まで水が残っていたと思われる
窪みや池の一番深い場所の土を集めておきました!
それらの土を水槽に入れて
魚が出現するかどうか?を調べるという単純な実験です(笑)
実はすでに3日目なのですが、
仔魚の姿はまだです(汗・・・)
いつも乾季によく見かける光景が下の写真です。
これは50cm四方くらいの水たまりなんですが、
よーくみると、スゴイたくさん魚がいるんですっ!!
これなら箸でつまんで魚が採れる!っていうくらい
狭い場所にいる事があります。
水深は深くても5cmくらいでしょうか?
水温は40℃くらいです。
ここまでくると、
生き残れる魚は数種類しかいないと思うのですが、
これらの候補となる種類の中に
そのような産卵をして卵を次の雨季まで生き延びさせることができる種がいるのか??
最初はカンボジアの迷信だと思っていましたが、
真実はまだわからないのではないか?という思いが強くなり
今回の実験となりました。
今回の土にはどうやら魚の卵はなさそうですが、
まだ土のサンプルがあるので
こちらもコツコツ確認していこうかなと思ています。
生きものって意外と知らない不思議をもっていたりしますからね~
(今眠いので(笑)文章ぐちゃぐちゃですみません!)
(おやすみなさい)
気になる言い伝えですね。惹かれます^^
返信削除卵生メダカってのを思い出しました。ハイギョでも出てきますかね。タウナギ?
続きが気になります!!
なおきさん
削除コメントありがとうございます!
あれからも観察中ですが今回の土にはどうやら入っていないようです(笑)
次回機会があればまたやってみます