2013年6月1日土曜日

市場の魚シリーズ88(ちょっと変わったコイ科魚)

とうとう6月に入りましたね!!
 
サッカー好きな僕にとってはしばらく日本代表の試合が続くので
 
いつもと違った楽しみがあります(笑)
 
でも、ライブで見れないのが残念です(泣)
 
 
今回は・・・
 
久しぶりの市場の魚シリーズです。
 
このシリーズも88回目を記録しました!!
 
今日はちょっと変わったコイ科魚類という事でMacrochirichthys macrochirusを紹介します!
 
このMacrochirichthys macrochirusは最近日本でも
 
マニアックなショップでも見かけることがあります。
 
 
下の写真は十数年使っているカンボジアの淡水魚図鑑ですが、
 
当時、まだ採ったことがなかった頃は、
 
いつもこの図鑑を見てこの魚はないだろー(笑)って
 
半信半疑な気持ちで見ていました(笑)
 
でも、本物と出会う事でその姿に納得したんです(笑)
 
 
イラストでは頭部が上向きに曲がり、
 
どう見てもおかしな格好をしていますよね!
 
進化の過程や分類学上の詳細は分からないので何ともいえませんが、
 
なぜこんな格好をしているのでしょね!
 
とても不思議です!
 
 
そして、今日でもカンボジアの市場やメコン・トンレサップ水域で水揚げされ、
 
どこかの家庭の食卓にあがっているのが下の写真です。
 
アベレージサイズは150-250mmSL程ですが、
 
自分で確認した限りでは最大で300mmSLくらいでした。
 
また、市場では毎日、たくさん見られることはめったになく、
 
時々、数尾単位で売られています。
 
 
最後にマニアックなデータですが、
 
10月ー11月の満月(フルムーン)の4-5日前に氾濫原とよばれるトンレサップ周辺から
 
メコン下流部へ移動するそうです。
 
こうした雨季と乾季の移り変わりの時期と満月との兼ね合いで
 
大きく移動する魚種は他にも数多く確認されています。
 
お魚さんの体内にはどんな機能が備わっているのでしょうね?
 
本当にスゴイです!!
 


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