2019年3月21日木曜日

メコンへの旅9(メコン支流調査)


高知から来た若き分類学者さんのNちゃん!

同行した水域ではタモを片手に一つひとつ丁寧に魚採集を

していたので、本当に魚が好きなんだな~と感じました。



そんなNちゃんが採集している

水の中はどんな感じなのでしょう??

ちょっと覗いていみました!!



こちらが水面より上から普通に撮った写真です。


水中にカメラを入れると!

水草が繁茂するキレイな水域でした。


このポイントは一人調査でも

人を連れて行った時も必ず入るクリークですが、

毎年その様子は違いますので

その時にしか体験できないその時だけの水域がそこにはあります。


水草はとてもきれいですが、

それほど詳しくないので解説はできません(;^_^A


今回は潜りませんでしたが、

メガネをつけて潜ってみると、

いろいろな魚が見れて楽しい場所です。

でも、雨季は水位が増しますし、

濁度も増えるので思う様な景色は乾季の間しか見れません。


Nちゃんの姿から

改めて初心を思い起こした旅でした。





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メコンへの旅8(市場調査)



市場調査はフィールドとはまた違った

楽しみが多いですし、

調査には欠かせない場所です!


この日もちょっと例年よりは少なめだと感じましたが、

約50種ほどの魚たちが確認できました。


ヘタな図鑑を見るよりも実践的で

勉強になりますね。

Nさんも自分の興味のある魚がいると

積極的に魚の写真を撮っていました!

先ずはやってみる!は大切ですね。





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メコンへの旅7(プロバルブス)


こちらはカンボジアのキュウリですw

キュウリといってもカンボジアにもいくつか種類があるのですが、

この種類が一番あの魚に似ているのかな・・・と(笑)




その魚がこれ!コイ科のProbarbus jullieniです。

プロバスブルといえばサイテスにも登録されている魚ですよね。

でも、実際は結構いるんですw

それはさておき、

セブンストライプバルブなんて名でも日本に入荷するこの魚!

確かによく見ると7本くらいの縦縞が入っていますよね。



そんな姿からカンボジアではトライ(うお)・トローソ(きゅうり)

の名でよばれているんです。

(日本にもキュウリウオがいますがまったくの別種です)

ちなみに、

このプロバルブス属にはあと2種が知られていますが、

うち一種はかなり微妙な種で実際に水産局も僕も確認していませんw

さらにもう一種は18年で2個体しか確認していません。

まだまだ謎の多い魚たちですっ!





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メコンへの旅6(ラッキーDay2)


さらに!

もう一種嬉しい出会いがw

こちらはコイ科のちょっと変わった

Macrochirichthys macrochirusです。

この魚はなんといっても

頭がカクンと上に向いている事ですよねw


19年前にカンボジアの魚関連の文献を見ていた時に

こんな魚が本当にいるのか?

と思っていましたが(笑)

いるんですよね(笑)


これまでにもこの魚には出会う機会はあったのですが、

せいぜい30cm以下の個体がほとんどでした。

でも、今回は全長で言えば40cmちょっとの大型個体でした。

僅か1個体ですが、

これも嬉しい出会いでした。

同じ水域でも市場でも

一度調査すればすべてがわかるわけではなく、

何度も何度も足を運んでいくと

だんだんといろいろな事がわかってくるんですよね。

地道な作業ですが

すっごく大切なんです。




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メコンへの旅5(ラッキーDay1)



今回の市場調査1日目にして早々に

ラッキーな魚に出会ったんです!!

それはWallago micropogonというナマズ科の大型種です。

とはいっても、今回の個体はまだまだ小さな個体です。


この黒い何でもないナマズがそんなに珍しいのか?

とお思いかもしれません。

一昔前ならそれほどでもなかったんですが、

年々数を減らしている種のひとつだと僕は感じていて

メーターを越える個体はここ何年も見ていません。

大型個体は勿論ですが、

今回の様に20-30cmほどの幼魚は昔から少なくて

滅多にお目にかかれない魚だったので

この日出会えたことは本当に嬉しかったです。


最初は1個体だけ偶然他の魚に交じっていたのを見つけたのですが、

その後次々に発見することができて

密かに大興奮でした。


顔つきはまだ小さいので可愛いですが、

メーター級になると厳つい顔つきになりますw

この魚も生息エリアはわかっているので

魚調査とは別にいつか大好きな釣りで狙ってみたい魚のひとつです。

メコンの怪魚のひとつでしたっ!




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メコンへの旅4(釣りたい魚)



この魚皆さんご存知ですか?

かつてはBangana behriで知られていた魚です。

今はIncisilabeo behriで扱われています。


ラオスやタイにも分布しており、

もちろんカンボジアにもいます!

でも、どこにでもいるかというとそうはいかないんですよね!

サイズはこれまで見た感じでは70アップくらいがマックスかなと。


そして、なんといってもこの体色と顔つき、体型ですよね~

マジでカッコイイ魅力的な魚です。

メコンの魚の中ではベスト10に入る好きな魚です(笑)



この魚を釣ったことある日本のアングラーはたぶんいないかと(汗)

そして僕も釣ったことない魚なんですよね~

サイズこそちょっと小ぶりですが(笑)

立派なレアな怪魚ですよね。



今回の調査では前の写真の個体よりもさらに

「やばい個体」を発見しましたので紹介します。

これがその個体です。


全身黄金で頭部と各ヒレがなんとも言えない色

(山吹色に近いでしょうか)

に染まるキレイな個体でした。

Nさんを案内している最中でしたが

思わず見とれちゃいました(笑)


もちろん、季節によって(産卵期など)体色は変化するものですが

いやーきれいでした!


どの条件の水域に多く生息するのか?

なにで食わすか?

攻め方の攻略方法を考えるだけでも楽しいですw




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メコンへの旅3(中河川採集)


次のポイントは中河川でした。

ここも先ほどのクリーク同様に渇水で

川の流れが分断されていました。

今年は水が本当に少ないです。


そんな中でも

魚はちゃんといました!!

Nさんも投網でしっかり採っていましたよ!

こちらはコイ科のCrossocheilus atrilimesです。

クロッソケイルス属はたくさんいますが、

この種は意外と出会えない種です。


こちらの種はCrossocheilus reticulatusで、

上の魚と同属ですが、

広範囲に分布していて尾柄の大きな黒いスポットが特徴ですね。

気の荒い魚ですので混泳は避けてくださいねw


これはなにがえるでしょうね??


こちらはコイ科のよく見かけるリエルフィッシュこと

Gymnostomus lineatusです。

もう2種ギムノストムス属がいます。

銀色一色のシンプルフィッシュですね。


こちらは淡水カレイの仲間のBrachirus harmandiで

今回の採集旅では何度も出会うことができました。

砂地があれば投網でもタモでも掬えば入りますw

ちいさなカレイなので可愛いですよね。



という感じでここでは7種ほどが採れました(計21種)





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シェムリアップ北部河川調査2


1の続きです!

こちらがシザーステールラスボラこと

Rasbora trilineataですね。


こちらもよく登場するPristolepis fasciata


もう一種ボティアが採れました。

スカンクボティアで有名なYasuhikotakia morletiです。

カンボジアで確認されているボティアの中では

小さい方から2番目のちびっ子種です!


こちらはネマケイルス属のNemacheilus pallidusです。

今種名がパリダスではないかもしれないのでここでは

信じないでください(笑)


レコンテイです。

前回の記事では網に絡まていたので(笑)

手のひらの上からの写真もアップしますね。

キレイで可愛いですよね~


スパイニール2種

上がMacrognathus semiocellatus

下がタイヤトラックで有名なMastacembelus favusです。
(ちょい環境の関係で痩せてますね)


こっちの小さい糸の様なドジョウは

Acanthopsoides hapaliasです。

もう一種そっくりさんのAcanthopsoides delphaxも

カンボジアに生息しています。


最後はクローキンググラミーで有名な

Trichopsis vittataです。

オスはいつ見ても鮮やかでキレイですよね。




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シェムリアップ北部河川調査1



魚採集1ポイント目は

シェムリアップ北部の小さなクリークです。

3月だと例年ではまだしっかりと水があるのですが、

今年は昨年の雨量が少なかったようで

すでに流れは分断されて淵にしか水が残っていませんでした。


それでも、

いざ!やってみると、

いっぱい魚たちがいましたっ!


こちらはコイ科のParachela maculicaudaです。

尾びれの黄色と黒の斑点はキレイですよね。

パッと見ではシザーステールラスボラに見間違えちゃいます。

水槽で泳がせたらキレイですよね。

表層を遊泳するタイプです。


こっちはお馴染みのボティアの仲間

Yasuhikotakia leconteiですね。

実はこの場所でこの種を確認したのは今回が初めてでした。

昨年になにかをきっかけにして

下流から上がって来た個体群だと推測しています。


こちらもお馴染みのホースフェースローチで有名な

Acantopsis sp.です。

まだ種小名が決まっていないグループで

通称スモールスポットタイプです(笑)

Nさんお目当ての魚が最初から採れたので

僕も嬉しかったです。


こちらはコイ科のバルブの仲間

Systoms rubripinnisです。

もう少し大きくなると鰓蓋がオレンジ色に染まります。

(今もちょっと色づいていますね)


こちらはラスボラですね。

Rasbora paviana


そしてこちらも有名な体がスケスケの魚

Parambassis siamensis


ここでは15種を確認しました。





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