2012年7月11日水曜日

市場の魚シリーズ42(PHALLOSTETHIDAE)

本日はファルロステトゥス科(PHALLOSTETHIDAE)を紹介です。

本種を今日紹介しようと思ったのは、たまたまネットで魚関連の記事を検索していると、

この仲間をベトナムで採集した方が何の魚だか分からず謎の魚として扱っていたので

少しだけ紹介しようと思います。


僕のカンボジアでの調査ではこれまでに2種を確認しています。

ファルロステトゥス科は淡水域から汽水域、そして海水域と幅広い生息環境をもっています。

でも、全ての種が全ての水域に生息するわけではなく、それぞれの種によりその生息域は

異なります。

基本的に魚体は透明でシラスやメダカの仲間のようなイメージです。



下の種Phenacostethus smithiは完全に淡水に生息する種です。

実際に調査で見つけた場所も完全淡水域でした。

(家の前の川で見つけたんです!)

でも、昼間は見つけることは難しいですね。

実際、昼間に同じ場所へ行ってもいなかったのです!

どこかへ移動しているのか、小さすぎて(20mm程度)見えないだけなのか(笑)

ですので、この魚を採集したのは夜中です。

懐中電灯で水面を照らすとたくさん浮いているんです。




写真を見ると分かると思いますが、エラの下、おなかの周辺に変なものがついていますよね。

これはオスだけなのですが、硬骨魚としては例外的に喉部に腹鰭が変形した

交接器=プリアピウムという器官を持つ魚だそうです。

とても神秘的な魚ですよね!

さらに、メス個体は腹鰭がありません!

しかも、体内受精型ですが卵の状態で産み落とします。

なんとも、変な魚です!




下の写真はPhenacostethus sp.です。

本種は数地点の汽水域で採集した個体です。

上のPhenacostethus smithiよりはやや大きく、3-4cmほどあります。

この種は大きいので昼間でもわりと目視できます。(笑)

でも、夜間の方が良く見えますね。しかもたくさん浮いているので簡単に見つけられます。


夜間に観察したときに撮ったものです。
流れの少ない場所を利用して浅い場所の水面付近を漂います。

確かにこの奇妙な体型の魚を始めて見た人は不思議に思いますよね。



2012年7月10日火曜日

市場の魚シリーズ41(ナンダス)

今日はもう一つ市場の魚シリーズ41(ナンダス)です。

実はこの魚市場ではなかなかお目にかかれない魚なんです。

理由は簡単!小さいからです(笑)

でも、エビ(トンレサップ湖内産ではなく、川産)の中や雑魚(小魚)の山が

あるときにはたまに見かけますが一箇所に群れる魚ではないので、

いてもせいぜい数尾です。


この魚はインドシナからさらにインド方面など広く分布する魚ですよね。

これだけメジャーな種ですが、さすがに初めて自分のタモ網に入ったときは

嬉しかったですねー!

やっぱり自分で現地で出会う魚には感動しますよね。

この魚は低地の水田地帯からトンレサップなどの大きな水域、

または山間部のクリークや湿地にも生息しています。


僕は実はじっくり飼ったことがないのですが、

改めて飼うと楽しめる魚かもしれませんね。

繁殖もやりがいありそうです(笑)




久しぶりの採集

今日は学校建設をお休みし、以前から頼まれていた魚を採りに

30km程の距離にある川へ採集に行ってきました。

2ヶ月ほどまともな採集をしていなかったので(笑)、

久しぶりの採集にストレスや疲れも吹っ飛びました!

本当は先月中に行きたかったのですが、

なかなか時間が取れず行けなかったんです。

予定していた時期よりも遅くなったので、

雨季に入り水かさが増えてしまっていました。

お目当ての魚も何とか採れたのですが、

はしゃぎすぎて胸まで浸かってしまいました(笑)

でも、やっぱり川の水に浸かっているときが一番幸せですね(笑)


今日のブログにも様子をアップしようとカメラをかまえたのですが、

メモリーカードが入っていなかったので撮れませんでした(笑)

すみません!


採れた魚はラスボラ、ミスタコレウカス、アキシス、パンギオ2種、スパイニールなどなどです。



2012年7月9日月曜日

50cmダトニオの経過

トンレサップ水系産ダトニオですが、

その後も順調に飼っています。

当初は2m水槽へ移す予定でしたが、

我が家で扱う冷凍エビにまだ慣れず、グラミーなどの生きエサしか

食べないので、入れることができません。



でも、この個体は成長させるというよりも来年、再来年まで元気にいてくれて、

産卵期にコンディションがよければこれ以上でかくなる必要はないんですよね。

なので、他魚との混泳は断念しました(笑)


えさを入れると一気に活性が高くなり、

ハンパないくらいのスピードで捕食します。


見ていても怖くなるほどです!

それだけ元気な証拠なので嬉しいですね。


その代わりに小さい方のダトを2mに入れてみました。

これで、今まで以上に成長すると思います!!

フォーバーやバルブ類・アロワナ、小型コイ科、ボティアなどなどとの混泳ですが、

プルケールも上手くやっています(笑)


20水槽ある水槽室も先日までは満員だったので、

先週は夜中に魚移動と掃除に明け暮れ大変でした。

お陰で半分以上の水槽が空きました。


家の水槽室の魚は研究用だけでなく、

メンテナンスをしているホテルとレストランの魚も一部ストックしているので

それなりに大変なんです(笑)

でも、そのお陰で多様な種を飼う事ができるので、

魚同士の相性などもいろいろ勉強させてもらっています。

この経験もアクアリストにとってはとても大切なものですからね。

(無駄に☆にすることだけは避けないといけませんね。)



雑誌D.A.Cでました!・・・が

 今日は学校建設の帰りに連載中の雑誌が出ているかと思い、

DACを取り扱っていいるオフィスへ行き、新号をもらってきました!

楽しみに開けてみると、なんと!掲載している写真が間違って配置されていました(笑)

カンボジアで読まれている方には大変申し訳ないです。

すみませんでした!

今回のテーマは壁画からよみがえる淡水魚(魚バカの妄想)というもので、

アンコールワットとバイヨン寺院の壁画に彫られた魚たちを見つめる記事です。



ですので、説明文と写真がゴチャゴチャだと、

読む人は何がなんだかわからないんです(笑)

しかも今回はちょっと力を入れて書いただけに残念でした!

今編集部さんに相談中です。

次回も訂正して同じ内容で行こうか悩んでいます(笑)!!



次々号はダトニオの話を書く予定でしたので1つ時期が遅れそうです。


その分、ゆっくり良い記事が書けそうです。

市場の魚シリーズ40(ミスタスとアリソース)

市場の魚シリーズ40(ミスタス)です。

今日も朝から学校建設のため村へ行っていました。

昼ごはんを村で誘われたので食べてきました!

今日のメニューはミスタス料理でした!!



ミスタスはインドシナには数多く生息するグループで、

淡水域から汽水域まで生息範囲も広いグループのナマズです。

今日のミスタスは市場で買った個体のようです。

特にこの種は水田地帯にまで侵入する種なので

一般のカンボジア人も良く食べるポピュラーな魚です。


上のスープはスイレン(ニムファ)の茎とミスタスキャト(Mystus mysticetus)です。

アクアリストにとっては何とも羨ましいコンビの食材ですね(笑)


上はミスタスの素焼きです!

手前にあるのがミスタスを食べるときに使うタレです!

このタレはなんと!赤アリなんです!!

(ほとんどは小さいのですが、蜂の子のような女王アリ?
みたいなでかいアリも入っています)

作り方は簡単!赤アリを水に入れてすりつぶすだけ!!



ポン酢のような味なのでとても美味しかったです。

このアリにもきっと蟻酸がたくさん含まれているからでしょう、

そのすっぱさがとても絶妙でした。

塩や胡椒などで一切味付けをしていないというので驚きました!

これは日本人でもまったく普通に食べられる味です。

いつかカンボジアに来られたときには是非!食べてみてください!!




2012年7月7日土曜日

市場の魚シリーズ39(スパイニール)

市場の魚シリーズ39(スパイニール)です!

スパイニールは日本でもかなりたくさんの種類が紹介されていますよね。

でも、意外と人気はありませんが・・・(笑)


そんなカンボジアに生息するスパイニール(トゲウナギ)ですを紹介します!!

まずはMacrognathus semiocellatusです!

トゲウナギはMacrognathus属とMastacembelus属の2属がインドシナにはいます。

その中でもこのMacrognathus semiocellatusはカンボジアで最もよく採れる種の一つです。

低地から山地まで様々な場所で見られますが、

どちらかというと河川に多いタイプです。

流水を好むようですね!

サイズは大きくても20cm程度です。

飼育もしやすいですよ!

またカラーのバリエーションが豊富なのでロカリティが違うと

別種かと思うほどです。



下は有名なピーコックスパイニール(Macrognathus siamensis)ですね。

こいつも上の種と同じくらい良く見かけます。

でも、生息地は止水域(田んぼ、水路)にも進入するのでさらに生息範囲は広いと思います。



こんなにたくさん一度に採れるときも!!

網を上げてくるときは嬉しいですが、

網に首を突っ込むので取り出すのが一苦労です(笑)

ちなみに、この写真は田んぼでの採集です。


下は市場の写真です!

この中には2種のスパイニールが入っています。

左の小さいのがMacrognathus siamensisですが、

その右側に3個体いるでかいスパイニールが

タイヤトラックスパイニール(Mastacembelus armatus)です!

こいつはでかくなると60-70cmくらいにまでなる大型種です。

カンボジアでも60cmくらいの個体は何度か見ました。

カンボジアではスープに入れて食べます!


最後はお馴染みのファイヤースパイニール(Mastacembelus erythrotaenia)です。

この種も70cm近くまで成長します(もっとでかいかな?)。

実は僕の調査ではまだメコン水系では1個体も確認していないんですよね!

おそらく皆さんも普通にいる種だとお思いの方も多いのではないでしょうか。

僕がこれまでに確認したのは非メコン水系のみです。

おそらく、ベトナム(メコン下流)にはいると考えています。

(若干、塩分に強い種だと思いますよ!もし、飼育されていてコンディションが

悪ければ0.5%くらいの塩を入れてみてください。)





このほかにも怪しいタイプのスパイニールがカンボジアにもいますが、

同定が難しいためお手上げです(笑)


ありふれた魚たちですが飼育してみると脇役にはなかなか良い魚たちです。

きっと今以上に水槽が活気つくと思いますよ。



ダトニオ保護プロジェクト14

ダトニオ保護プロジェクトで作成中のTシャツですが、

協力いただいているシェムリアップの雑貨屋さんCafe de SORAさんが

先日、タイへ買い付けに行かれた際にTシャツのざっくりとした見積もりを

調べて来てくださいました。

感謝です!!ありがとうございました。


これを元に作製枚数などを今相談中です!

デザインの方も最終段階の調整を行っています。

Cafe de SORAさんは今月末にもタイへ買い付けに行かれるそうなので、

その時までにお金の都合とデザインができれば注文していただく予定です!!

また内容がまとまりましたらご報告させていただきます!

よろしくお願いいたします。


2012年7月6日金曜日

魚以外シリーズ6(Kampot Zoo)

今回は地方にある動物園を紹介します!
カンボジアには以前から動物園が各地にあります。
といっても、日本のようにたくさんはありませんが、
観光客用というよりはカンボジア人のための動物園です。
なぜかというと、管理がほとんどできていないからです。
日本の動物園で働く方が見たらきっと驚くでしょう。
そのくらいメンテナンスがきっちりできていないのです。
今回紹介するカンポット動物園を訪れたのは実は10年も前の2002年です。
もしかすると今はしっかりと管理されているのかもしれませんが・・・
この動物園には唯一1つだけ魚水槽がありました。
写真下がそうです。


でも、残念なことにそこに収容されていたのは
アフリカ原産の移入種であるクララ(Clarias gariepinus)でした。
おそらくそのことも知らず展示しているのでしょう。
ここでもカンボジアでの教育や情報が絶対的に不足している現状を見ました。
クララを展示するのであれば在来のクララはたくさんいるのですからね。
知識や情報があれば在来種を展示するはずです。
下の写真は何だかわかりますか?
ウミガメです!


おそらく腹腔内に空気が溜まり思うように泳げません。
周りのコンクリート壁に塩の結晶がないので淡水だと思います。
しかも、長期間換水していないので水は真っ黒でした。
日本ならありえない飼育方法ですよね(たぶん)。
他の動物も環境は良いとはいえない状況でした。
カンボジアはインドシナ特有の動物を有する国です。
そうした動物の中でもトラや野生牛など多くの種が絶滅に瀕しています。
この環境を守るためには動物園をはじめ基礎的な知識をもった人材が必要だと
強く感じた動物園訪問でした!









2012年7月4日水曜日

魚以外シリーズ5(ニシクイガメ)




この亀はニシクイガメですよね!

数年前に日本の友人に教えてもらいました!


下の写真は食べるように調理されています。


・・・がまだ一度も買って食べてことがありません(笑)




できれば横の若鶏の丸焼きの方がいいですよね。

ある地方ではこの亀を食べることで有名です。

プノンペンなどから来た人は買って帰るそうです。

この種がどの程度の希少種か分かりませんが、どちらにしても

食べれないですねーーーー!

その機会がやってこないことを祈ります(笑) 


今日は学校建設の手伝いで朝から石やセメント運びをしてクタクタです(笑)

でも、今日から観光や旅でシェムリアップに来られている4人の若者が

ボランティアで建設に参加してくれました!

お陰で楽しく重労働ができました!!

・・・でも、身体が動かない(笑)

もうオッサンになったのでしょうかねー。

頑張って体力つけないといけませんね(笑)


学校建設は9月中ごろまで続きます!

ご参加できる方はぜひお願いいたします!!

お待ちしています!!







魚以外シリーズ4(カメ?)

このカメはいったいナニ亀なのでしょうか?

もう10年くらい前に採ったときの写真が出てきました!

何方かご存知の方いましたらご一報ください(笑)!!

よろしくです!

2012年7月3日火曜日

市場の魚シリーズ38(Puntius brevis)

今日も引き続きプンティウスです!!

プンティウス属はカンボジアにもたくさんいるんですよ!

今回のプンティウスはブレビス(Puntius brevis)です。

この魚の特徴はなんといっても尾柄にある1個の黒点です!



生息地はカンボジア全土に渡るくらい広範囲ですが、

前回紹介したP.binotatusのように高地にはあまりいません。

ですので、P.aurotaeniatusと生息範囲はかぶります。

下の写真は我が家の前のシェムリアップ川ですが、

こんな感じの低地の水域にはこいつがいると思ってもいいですね。


この魚は普段は銀色のイエローフィンバルブのような色をしていますが、

産卵期の6-8月くらいには婚姻色が出てきれいです。

オデッサバルブのようなきれいなホンワカした赤みが出ます。

初めてこの色をした個体を見たときはこの魚だと分からなかったくらいです(笑)

日本のショップでは僕は見たことありませんが、

もし、見かけたらチェックしてみてください!

サイズは大きくても7-8cm程度だと思います。

季節などにもよりますが、タナゴ釣りが好きな方などにはもってこいのターゲットですね!

世界遺産アンコールワットに来られるときはウキ釣りセットを持参されると

面白いですよ!




ダトニオ保護プロジェクト13

昨夜、Tシャツ作りでお世話になっているCafe de SORAさんから

連絡をもらい、Tシャツの大まかな見積もりが出たようです。

近日中に検討したいと考えています。

また、デザインについてもブログやメールでの意見の中から

一番多かったものを優先して最後のデザインを考えていきたいと思います。

これまでにいろいろな意見をいただきましたが、やはり全てを取り入れると、

まとまったものができないので全ての方の意見を取り入れるのは難しそうです(笑)

そのあたりも皆さんにはご了承いただきたいと願っています。

今回はあくまでも第一弾ですので第2弾でもまた新たなものを作っていく予定です!

このまま進めていけば今年の夏には販売できそうですね。

後はコストなどを調整しながら進めます。

今回の印刷はタイで行う予定です。

SORAさんのご都合もありますので、ゆっくりとではありますが進んでいきたいですね!

楽しみにしていてください!!

そして皆様のご協力、これからもよろしくお願いいたします。

魚以外シリーズ3(陸カメ?)

今日はカメです!

アクアリストは意外とカメ好きも多いのではないでしょうか?

僕の友人もカメを飼っている人は多いです。

でも、僕はほとんどカメは知らないのでこのカメの名前も知りません!

もし、ご存知の方がいたらぜひコメントください!!



このカメはある地方のGHで見たものです。

偶然泊まったGHの池に数尾のカメが飼われていました。

カメに詳しくない僕でも3種はいるとはっきり分かりました。

その中の1種がこのカメです。

これは他の種とは違い、リクガメのようなカメです。





ここは標高約800mほどの山地に開けた町なので

どちらかというと山の中です。

魚も山地系の魚(パールダニオや昨日紹介したP.binotatusなど)が採れます。

このカメがどういう場所にいるのか分かりませんが

一度自分でも生息地を見てみたいですね!





リクガメかと思った矢先、

カンボジア人は池にこのカメを入れました!

大丈夫でしょうか・・・?

2012年7月2日月曜日

市場の魚シリーズ37(Puntius2種)

今日もプンティウスの仲間を紹介します。

今回はちょっと似ている2種です。

名前はそれぞれ、P.aurotaeniatusとP.binotatusです。

日本ではなんと呼ばれるのでしょうか?

おそらく2種ともあまり入荷していないのではないかと思います。



同定箇所はいくつかあるのですが、

一番簡単なのは髭の数です!

1対しかないのがaurotaeniatus種で2対あるのがbinotatus種です。

ボディーのスポットについては個体差があり、

スポットだけで判断すると間違える場合があると思います。

また、この2種は生息範囲が違うので採集しているとだんだんと分かってきます。

aurotaeniatus種は低地の氾濫原と呼ばれるメコンデルタ地域を主な分布域としますが、

binotatus種はその中でも山間部にかかるあたりから標高の高い地域に生息する種です。

同じ水系でも標高の高さにより分布域が違うのです。

琵琶湖水系でいえば、カワムツとヌマムツの関係に近いかも?知れませんね。

平面の分布域の違いと高さでの違いもいろいろと見ていくと楽しいですよね。

日本の淡水魚などでも1つの河川を調べていくと、

そのような関係も見えてくると思いますよ!!



(注意!この2種の写真は体色が違いますが、採集地や時期により

それぞれ違った体色であることがあるため色で判断するには注意が必要です)



2012年7月1日日曜日

市場の魚シリーズ36(Puntius orphoides)

今日はコイ科の中型魚(Puntius orphoides)を紹介します。

Puntius orphoidesはレッドギルバルブなどの名で売られている安い魚ですよね。

この魚はカンボジアの広大な低地(メコン・トンレサップ水系)では

一般的な魚でよく市場で見かける種です。

また、小河川にも多く生息することから、

投網などで今夜のおかずとしてもよく用いられる魚でもあります。

それくらいこの水域には多い種です。



実際に飼育してみると分かりますが、

ほっぺたが赤く染まり、各ひれも赤く、尾柄部には大きな黒いスポットが入ります。

コンディションさえ整えればかなり発色するので意外とアクアリウムには

適した魚ではないでしょうか。

僕がメンテナンスするレストランとホテルの水槽には

この魚を入れています!



この魚は我が家の前のシェムリアップ川にもいるのですが、

乾季(4月)には表層を数十尾の群れで泳ぐ姿が見られます。

この行動は毎年観察しているのですが

何のための行動なのかが今もわかりません。

産卵前の行動なのか?酸欠でプカプカしているだけか?

美味しい餌がこの時期だけ水面に落ちてくるのか?

来年はその謎に迫りたいですね(笑)

このような自然溢れる水域でも見かけます

我が家の近くの川にもたくさんいます