調査二日目は1日目の調査ポイントまで船で数時間走り、
そこからさらに南へ湖岸沿いを進みながら採水調査をしました。
その時にある地域で天然のカイヤン(Pangasianodon hypophthalmus)の
姿をたくさん見ることができました。
これは18年トンレサップを見てきましたが、
こんな光景を見たのは初めてです。
この魚はナマズの仲間でパンガシウス科です。
最近は日本のスーパーでもパンガシウスという名で
切り身が鮮魚コーナーで売られているそうなので、
日本人にも徐々に馴染みの魚となりつつあるようですが、
この魚は一般的な魚と違い、
水中の酸素を鰓で取り込む以外に
確か浮き袋を使って酸素を取り込むことができる魚なので、
時折、水面に顔を出すんです。
東南アジアの養殖池や大型の釣堀なんかではよく見かける光景ですよね。
この行動をトンレサップで見れたのは感動でした!!
しかも、湖面が鏡のようになっていた時間帯には
湖面の静けさを壊すような波紋がいくつも発生して
その後に腹部や尾びれがイルカのように見えるんです!
さらに、
今回は最大で1m程の個体も数尾見ました。
この感動は魚マニアにしかわからないかもしれませんね(汗っ!)
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