ページ

2014年6月2日月曜日

アロワナ調査10(生息地を歩く)

 
第一キャンプ地から上流のプールへ少し移動しながら
 
水域を見てみることにしました。
 
この水域の地質の多くは岩盤の様なので
 
水位の低いこの時期は河原に岩盤が露出しています。
 


なんとか1kmほど歩くと、一つ上のプールにたどり着きました。
 
ここにももちろん!アロワナがいます。
 
 
ゆっくり歩いてアロワナを探します。


 
でも、漁師さんの話では夜間の方が動きがゆっくりなので
 
取りやすいそうです。そりゃそうですよね。
 
それでも、せっかくの機会なので探してしまいます(笑)
 

 
上の写真は浅い場所が広がりますが、
 
その先は一気に数メートル落ち込んでいます。
 
下の写真の場所は直角に落ち込んでいます。
 
普段、平野部の水系で魚採りをしているので
 
こうした地形は新鮮で楽しかったです。
 
地形などから魚の生態を想像するのは楽しいですよね。
 


そして、さらに上のプールへ。
 
写真だとわかりにくいのですが、
 
すごく歩きにくいです(笑)
 
みんな何度か滑ったり、よろけたりしていたんじゃないでしょうか。


 
 
歩いても歩いても広がる河原は
 
暑さと足腰の疲労でとてつもなく大きな世界に感じました(笑)
 
 
先頭を行っていた少年と少し話をしながら休憩しているときに、
 
トラの話を聞くと、
 
やっぱりいるみたいです!!
 
昼間は姿は見せないようですが、
 
夜間に山から出てきて河原を歩いたり、
 
水を飲みに来るそうです。
 
ワニは幸いこのエリアにはいないようですが、
 
逆に下流に行くと少しいるそうです。
 

 
プールとプールの間は大きな瀬があり、
 
岩盤の低い場所を流れていきます。
 
雨季は水位が数メートル上昇するので
 
この景色の岩盤はすべて水没するため、
 
きっと景色は大分違うんでしょうね。
 

 
そんな時に、遥か数百メートル先にいる人を少年が発見!
 
アロワナを持っているぞ!というのです。
 
見てみると、確かに人がこちらに向かって大岩を登っています。
 
そして、その片手にはタモ網と、白いビニール袋が・・・
 
 
そして、その漁師さんが来るのを待ち、
 
話を聞くことに。
 

 
話を聞くと、今朝採ってきたアロワナで
 
7尾も採ったそうです。
 
採集ポイントはここからさらに2kmくらい上流だとか・・・
 
遠いですよーおじさん!!
 

 
もちろん、ここや最初のキャンプ地にもいますが、
 
みんながいかない場所の方が多いのだとか・・・
 
行きたい気持ちはありましたが、
 
今日は一度漁師さんたちから購入したアロワナを町まで運ばないといけません。
 
サンプル個体をしっかり確保することを最優先にして、
 
この日はこのプールまでにすることに。
 

 
この漁師さんがとった7尾のアロワナもあとで購入するという話で
 
第2キャンプに置いておいてもらうことに。
 
 
これで、徐々にアロワナが集まり始めました。
 
 
 
 
 
 
ここまで来たのだから、せっかくなのでアロワナを探したり、
 
釣りをしてみました!!
 
 
実は4年前に他水系のアロワナ生息地へ行ったときは
 
採集や釣りができず大分悔しい思いをしていたんです(笑)
 
 
釣りキチとしては一度はやってみたいですよね。
 
 
という事で釣りを開始!
 
 

 
 
開始してすぐに岸際の岩の裏から小さいですが、
 
何かがザラパピーにアタックしてきました。
 
岩の裏を通したので姿が見えません。
 
おそらく、チャンナかチビアロワナです。
 
少し時間をおいてもう一度そこを通すと、
 
また出ましたが、のりません。
 
 
その後ポップRのチビに変えて攻めているときです。
 
深い場所ですが、水中にデカい岩が沈んでいる場所をいくつかの角度から攻めていた時に、
 
40-50cm程の長く銀色の魚体がガボッと出ました!
 
まさに!アロワナです!
 
でも、お伝えするのが辛いですが、
 
これもフッキングしませんでしたーーーーー(残念っ)!
 
 
この時はホントに心拍数かなり高かったと思います(笑)
 
あの一瞬の失敗を悔やみますね(笑)
 
ここからさらに30分ほど粘りましたが、タイムアップです!
 
 
この場所に3日泊まり込めば釣る自信はありますね(笑)
 
そうしたくなるほど魅力的な場所でした。
 
またいつか機会があれば再チャレンジしたいですね。
 
 



0 件のコメント:

コメントを投稿