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2013年6月6日木曜日

思い出から思うこと3(イメージ)

これまで2回にわたって思い出から今を思うことについて
 
考えてきましたが(笑)、
 
今回ブログにダラダラと書かせてもらう事で、
 
これからカンボジアで淡水魚と向き合うための気持ちについての再確認ができました!!
 
 
確かに日本での経験は今思うと良い思い出ばかりですが、
 
実際にオオナマズを探していた頃ひとつをとっても、
 
当時は何もノウハウがないままがむしゃらに動き回って一つひとつ自然界から情報を得た結果、
 
この写真にあるような魚たちの表情に出会ったんですよね!!
 
 
つい先日、若い20代の人が大学時代はウィキペディアの検索だけは得意で、
 
論文はその情報収集したデータをまとめてつくったとおっしゃっていました。
 
・・・という話を先日聞きました。
 
最近はネット社会が私たちの生活に大きく影響しています。
 
そのシステムを屈指すれば外出しないでも仕事をし、
 
友達を見つけ、欲しい情報を得ながら、銀行のお金の管理までできてしまいますからね。
 
 
これらのすべてについて良し悪しはいえませんが、
 
古いタイプでもある僕は自分の体で動き、
 
出会い、話し、見て、触ることで得たものは何物にも代えがたく、
 
これからの自分の糧につながると信じているタイプです(笑)

 
かといって人から情報を得ることを拒むわけではなく、
 
今からやりたい事で、先人がいることがわかれば
 
できる限りその方の話を聞き、
 
自分の行動に反映できるようにしています。
 
 
 
 
日本で先陣を切って動いていた先輩や博士をはじめ、
 
出会ったフィールドと生きものたちそのものがそのノウハウを教えてくれましたので、
 
実際に今行っているカンボジア全域の淡水魚分布調査については

それほど躓くことなく、カンボジアの水域や社会に適応しながら
 
進めればスムーズにいくことがわかりました。
 
 
しかし、今取り組み始めたダトニオ繁殖については
 
前人未到のプロジェクトという事もあり、
 
これからのアプローチの仕方はとても大切だと感じています。
 
 
そこで、ひとつブレずに信じていることは
 
「イメージすること!」です。
 
何事も先のわからない事でも自分の中でイメージがあれば
 
その気持ちが行動に移り、人が集まり、情報を共有し、
 
前にある課題をひとつひとつ克服し、

自然とその方向へ進めるということです。
 
 
 
幸いにもダトニオプロジェクトに関しては
 
根拠はありませんが(泣)、イメージはあります(笑)!
 
頭の悪い僕にはこのイメージを大切にして進んでいく方法が自分流かと感じています。
 
 
この2枚の写真は前回紹介した琵琶湖の固有種であるビワコオオナマズの孵化仔魚です。
 
一般的なナマズやコイ科の繁殖はとても簡単ですので、
 
ダトニオと一緒に考えることはできませんが、
 
イメージを常に描いて4-5年はがんばっていきたいですね!!
 
 
元気に泳ぐプルケールの子供たちの群れを見たいですよね(笑)
 
これからも少しずつですが進んでいきたいと思いますので、
 
皆様の応援!よろしくお願いいたします。
 
カンボジアの自然環境の維持までは個人では手がつけられませんが、、
 
プルケールの繁殖だけは達成したいです!
 
皆様の水槽の中にそのプルケールが届く日をイメージしています(笑)
 


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