またまた僕の思いでで、すみません(笑)
今回のテーマは産卵です(笑)
下の写真も前回と同様にビワコオオナマズです。
他にもいろいろな写真がありますが、
この魚の写真から思い立った思いでなのでお許しください(笑)
前回は中でも「潜水」をテーマに書きましたが、
今回は「産卵」です。
やはり行きつくところはダトニオです(笑)
この写真のようにダトニオの産卵時も水が澄み、近くで観察できれば
どれだけ簡単か!と思いますね(笑)
カンボジアの淡水魚はコイ科とナマズ科が大きなシェアを占め、
それに加えてその他の多種多様なグループで構成されています。
日本の淡水魚の多くの産卵は見てきましたが、
恥ずかしい事にまだカンボジア国内の淡水魚の自然産卵の場を見たことがないんです。
グラミー類やベタ類とChanna類の産卵や営巣シーンを除けば皆無です。
それもそのはず!実は朝が弱いので産卵シーズンに観察に行っていなんですよね(笑)
でも、いつも思うことは、夜中や朝方または夕方に観察していても
本当に産卵が見れるのか?ということです。
これまでに何人かの漁師さんにその話をしたのですが、
漁師さんでさえ産卵シーンは見たことがないそうです。
ですので、その実態がどうなっているのかはこの数年間、
ずっと頭に引っかかっているテーマでもあり、謎です。
疑問を持ったら行動に移すというのが僕の行動パターンですが(バカなので)、
この広い大地でどこを見たら良いのか?
的を絞れない事もあって、足が進んでいないんですよね(泣)
日本やカンボジアなど、地域を問わず研究課題となる材料はフィールドに溢れています。
本当に手の着けようがないくらい溢れています(笑)
それをどう組み立てながら取り組むかはその人だけにしかできないアプローチであり、
その人だけが楽しめる特権でもあり世界ですよね(笑)
こんなことを考え始めると頭が痛くなるので(笑)、
僕は理屈なしに体が赴くままに進めれるくらいが一番良いのかもしれませんね。
それにしても、オオナマズの産卵には素晴らしい感動があります。
目の前の湖面には数百尾のオオナマズが舞っていました。
この日は観察に来た人が多く、ざわついていましたが、
実はこれらの写真を撮影した前日は僕一人でこの光景を観察していました。
あの時間に見に行く人はそういないですよね(笑)
あの日の光景は魚好きにはたまらないものでしたよ(感)
写真撮影もせずに琵琶湖とオオナマズのすごさを目の当たりにしました。
ダトニオを始め、カンボジアの魚たちの住む水中はそう簡単には覗けませんが、
だからこそ僕は逆に魅力を感じているのかもしれません。
ニイムラ@長良川です。
返信削除ボクも2004年の6月にビワコオオナマズの産卵を見ましたが、そのときも産卵個体数が多く、翌日夜が明けても産卵しているくらい数が多い年でした。
佐藤さんの観察されているのは何年ですか?最近はあまり大集結?するのは見られないと聞いていたので興味があります。
ニイムラ@長良川さま
削除はじめまして、佐藤です。
コメントありがとうございます。
私ももう何年も前(6-7年くらい前ですかね)の事ですので
最近の琵琶湖についてはまったくわかりませんね!
行けるものなら今年も見に行きたいですね。
ビワコオオナマズはこれから守らなければいけない種ですので、
くれぐれも情報は控え目にお願いしますね。
佐藤様
返信削除お返事ありがとうございます。
2004年以降大規模な産卵はないのでは聞いていた気になっていました。ボクが見た年とは違うようなので安心しました。2004年の大規模な産卵は1日だけでしたが二晩ということもあるのですね。どうもどうも。
ニイムラ@長良川さま
削除近年は日本もカンボジアも季節や天候が不安定で暑い時に暑くならなかったり、
降るところで降らなかったりと異常気象のようですので
私たち人間も困りますが、魚たちも一大事ですよね。
オオナマズは得意な性質をもったナマズですので大切にしてあげないと
姿を消してしまう事も考えられますからね。