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2012年4月7日土曜日

琵琶湖の水族館(追加編)

琵琶湖の水族館の写真で忘れていたコーナーを紹介します!!


このコーナーは水族展示の最後にあるコーナーで

ふれあい水槽とタッチングプールがあります。


最初の写真はふれあい水槽で水槽のアクリル面に穴があいていて

手を突っ込むことができます!!


これはちょっと不思議な水槽ですよね!

もし、時間があったら1.5Lのペットボトルの下の方に

2cm角くらいの窓をカッターで切りこみを入れてみてください。


(カッターで切れ込みを入れるのは3辺だけですよ!)

(そうすると、パカッパカッと小さな窓のように開くはずです)

そして、ペットボトルに水を入れて蓋をしてテーブルに置いて


蓋をあけると水は出てこないはずです!!




でも、この水槽には魚がいるし、ポンプも回さないといけません。

なので、真空ポンプというポンプ(エアーを吐き出すのではなく、吸い込むポンプです)を

使用して水槽内に入れるエアーと吸い込むエアーの量を一定に保っています。


でも、手を入れても魚は早いので掴めませんよ(笑)



この水槽の手前にはタッチングプールがあり、アメザリや琵琶湖固有種のニゴロブナなどを


実際に手で触って生きものの感触を体験出来ます!


子供たちに大人気の水槽ですね!





下の600水槽はトピック展示水槽で、その時期にあった旬の魚を展示しています。

ちょうどこの時は琵琶湖固有種のイサザを展示していました。




イサザはちょっと変わった習性の魚で普段は数十メートル(深い場所では60m、70m)

の深い場所に生息していますが、夜になると餌となるプランクトンを追い求めて

琵琶湖の沖合の表層付近まで浮上して摂餌します。(たぶん。記憶は使わないと忘れますね)


また、3月頃には産卵期に入り、ヨシノボリやウツセミカジカよりも僅かに早く産卵します。

これも生き抜くために選んだ手段なのでしょうね。



産卵期だけは湖岸のゴロタ石が点在する北の湖岸に集まり、巣をつくってメスを迎えて

産卵します。この時のイサザの体色は本当にキレイですよ!


僕はこのイサザを見るために毎年この時期に水温一ケタの琵琶湖に潜水して

観察していました。


寒いけれど、感動しますよ(笑)
  
そんな事でこのトピック水槽も行かれる時は何が入っているか楽しみにしていてくださいね。
(時期によっては展示していない事もありますのでご注意ください!)

それから、この水槽のカバーは10年くらい前に僕が作ったものです(笑)
色も僕の好きな茶色です(笑)
このカバーは主に塩ビの板でつくっています。

たぶん家庭でも作ろうと思えば作れますよ!


後は中に蛍光灯を埋め込むだけです。
展示開設板もラミネートして差し替えるだけですみます!



そして最後の最後は世界の湖の情報を展示しているコーナーです。

ここではそれぞれの湖で暮らす人々と湖の関係など私たち人間の生活が

一緒に展示されています。

それぞれの地域によって暮らしも様々ですので見ると楽しいですよ!



以上ですー!

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