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2019年10月29日火曜日

今月の連載


月刊アクアライフにて

今月号も連載記事を掲載しております。

今月はきれいなメダカがたくさん紹介されていましたw

それから僕の好きなアブラボテも特集されていました。
(この魚の美しさは他の魚にはないものですのでぜひ!)


連載記事と合わせてぜひご覧ください。

よろしくお願いいたします。



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本格的なガサガサ魚採集や釣りの案内をしています。
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Cambodia Fish LIFE ~シェムリアップ淡水魚研究所SRF-Labo~

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再訪



すでに一度インスタにてアップ済みですが、

調査を終えて研究室でストックしていたゲンゴロウの中から

残った個体をすべて採集地に戻してきました。


サンプルとして調査研究にもっていっていただいた個体を入れると、

100個体は越えていたようです。

当初思っていたよりもたくさんストックしていました。

本調査で採れないよりは

必要なだけ持っていってもらって

余った方が達成感があってやって良かったと思います。


フィールドへ戻したのは

ヒメフチトリゲンゴロウと

コガタノゲンゴロウですが、

どちらもまた来シーズンに出会える事を願いたいです。


スイスイ泳ぐ姿は生きもの好きの自分には

たまりません(笑)!


機会があればぜひ!

カンボジアのゲンゴロウたちを見に来てください!!

お待ちしております!!


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フチトリゲンゴロウ採集



ここ数年で日本からゲンゴロウ好きの方々や

調査研究のためにカンボジアのフィールドを

訪問してくださる方々が増えてきたのは本当に嬉しいです。


その中で覚えたのが大型のゲンゴロウでもある

フチトリゲンゴロウです。

日本では勤務先でゲンゴロウの系統保存業務はしていたので

基礎的な飼育や繁殖技術は心得ていましたが、

それ以上に目を向けていなかったので
(日本の魚に夢中でしたw)

フチトリゲンゴロウの名を知ったのはカンボジアに来てからです。

上の写真がフチトリかニセフチトリゲンゴロウで、

下はヒメフチトリゲンゴロウです。(たぶん(;^_^A)


さらには、日本にも生息するフチトリゲンゴロウは

日本では絶滅に瀕しており生息地も残りわずかだと・・・

そんなゲンゴロウがまだ大陸のカンボジアにはたくさんいる事を知り、

僕自身、専門ではありませんがその生態や生息環境に興味を持ち始めています。



調査で来られた方々がゲンゴロウを目の前にして

子供の頃のように虫たちに釘付けにされるのが自分にもよくわかりますw


こうした大型のゲンゴロウたちがまだ多数生息しているカンボジアですが、

それでも年々自然環境の変化によってその数は減少傾向に

あると僕自身は感じています。


こうした生きものに関わる立場としては

もちろん彼らの保全を考えていきたいですが、

近代化の波を避けることは難しいですよね。

魚もそうですが、

個人単位でできる事は凄く限られてしまいます。

それでも、現状を後世に記録として残すことは最低限していきたいと

思っているので、これからもそのための行動を

続けていきたいですね。


こんなデカくてカッコイイゲンゴロウが姿を

これからも見ていきたいです!!


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ゴミ


カンボジア西部の町でゲンゴロウ調査をした時に

湿地の隣に山積みにされていたペットボトルや缶たち。


ここ数年マイクロプラスチックという言葉をよく聞くようになりました。

これは捨てられたビニールやプラスチックが徐々に小さくなっていって

最後は目には見えないくらいの粒になるそうです。

それだけなら良いのですがw

自然環境では分解処理できないものなので

それを気づかないうちに生きものたちの体に入ってしまい、

最後はそのごみを捨てた僕らヒトの体に入って蓄積されていくというものです。


これは今現在も目に見えないところで進んでいるので、

地球に住むヒトはみなその脅威にさらされているんですよね。

自分の体の中にもすでにいくつものプラスチックやビニールが

たまっていると思うと考えないわけにはいかないですよね。


そんなマイクロプラスチックですが、

世界の海に最終的に流れていくそうですが、

そのゴミを海に運んでいるワースト河川の上位に

インドシナを流れるメコン河がランキングされているんです。

それは紛れもなくカンボジアも該当国であり、

実際にカンボジアを見たことがある方なら誰もが知っていると思いますが、

街中、田んぼ、川、農村から国立公園の森の中まで

ゴミが落ちていない場所はないというくらいゴミだらけです。


まだまだここから語りたい事は山ほどありますがw

世界規模、国や地域、あらゆる組織、そして一人のヒトとして

皆考えも行動も違うので一筋縄では解決できる事ではありませんが、

特に水辺さらには魚たちにとっては彼等の自然環境を

脅かす一つの要因となることは間違いないので

やるべきことを自分でやっていきたいです。

それが自分にも家族にも大切な人たちにもつながりますからね。







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タガメ採集


近年はカンボジアでも稲作で使われる

農薬の散布量が増えているそうです。

そうした事が重なったためか年々タガメを採集する機会が減ってきました。

本格的な調査結果に基づくものではなくて

僕の感覚でしかないのですが、

この先数年のフィールド環境の変化は将来に大きく影響するのかな?

・・・と心配しております。


そんな中、今回の調査でも

数か所でタガメの1令から成虫まで見ることができました。


ただ、今回はこれまでの経験だけでは

どうにも目的の生きものに辿り着けなくて

時間と足を使ってのガチの予備調査を続けました。

その調査結果では良かったポイントも

本調査時には増水して採れなくなっていたり・・・


本当に難しいシーズンでした。

上の写真なんかはすっごい良い場所でしたが、

思った以上の成果は出ませんでした。

(ヒメフチやコガタノゲン&タガメの卵がちょっとでした)


そんな事もあって、

タガメの姿を見た時の嬉しさは半端なかったです(笑)


魚は水辺で考えますが、

水生昆虫は飛びますからね(笑)

改めてやつらの凄さを痛感しました。

もっともっと時期やフィールドの状態、生態を知って

今よりももっとゲンゴロウやタガメの目線に近づきたいですね。



魚でもまだまだ未熟者なのでw

果てしない時間が必要ですが(笑)

行けるところまでいきたいですね!!


上の写真のような抽水植物の群落が広がる湿地(休耕田かな)で

見つけたタイワンタガメの卵塊です。


少しづつですが、

水生昆虫についてもフィールド経験を増やしています。

一度カンボジアのフィールドにもぜひ!

お越しくださいw

お待ちいたしております。



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アーモンドチョコみたい


タックルボックスにルアーが入っているみたいですね(笑)

魚調査では魚を水なしでこんな風にストックできないので

今回も水生昆虫屋さんの調査方法はとても新鮮でしたっ!


とはいっても、

皆さんストック方法も多彩で

標本の処理方法によっても扱い方が違うようです。

魚も酸素パックしたり、

エアポンプで生かしたり、

ホルマリンで液浸にしたり、

エタノールで保存したり、

いろいろな方法をとりますよね。


みんなそれぞれの分野で目的の生きものを研究するために

最適な方法を見出しているんだなとワクワクしましたw


上の写真はクロゲン、ヒメフチ、ガムシなどなどですが、

アーモンドチョコみたいですね(笑)




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魚たちも


こちらもインスタ速報でアップしていますが

ここでももう一度w

水生昆虫調査は水田エリアの湿地や池が多いので

平野部タイプの魚たちにも必ず出会います。



こちらはクローキンググラミーTrichopsis vittataです。

いつ見てもキレイです。


こっちはシェムリアップではあまり見ないカラーパターンの

スリースポットグラミーTrichopodus trichopterusです。

頭部まわりの黄色は鮮やかでキレイでした。


こっちは15mmほどのコイ科ボララス・ウロフタルモイデス
(Boraras urophthalmoides)です。

いる所にはまとまっているのでいくつかの環境条件がある魚です。

同属のB.ミクロスと一緒に採れることも多いです。


こっちはお馴染みのフグPao cochinchinensisです。

カンボジアには10種近いフグがいますが、

この種が一番本流筋から奥の水域まで生息エリアをもつ種です。

その分、馴染みの深い魚ですね。


ゲンゴロウ採りに集中していたので魚の

写真は全種とっていませんがw、

いつも写真写りの悪い魚がこのベタ・スプレンデンスです。

採集時の雄個体は肉眼で見ると、

すっごく美しいのですが、

タモの中で写真を撮ると、いつも色が写らなくて、

おまけによく跳ねるので本音を言うとやっかいな魚です(笑)


こればかりは現地のフィールドで実際に採って

じっくりと見てほしい魚です!!




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水生昆虫の本紹介



先月、カンボジアで一緒に水生昆虫調査をさせていただいた

北野さんが監修をされた水生昆虫の本をご紹介させていただきます。


とてもきれいな写真ですし、

まだ水生昆虫をなにも知らない自分にとっては

まず、基礎を知るうえでとても便利な本だと思いました。

カンボジアには日本に生息する水生昆虫たちと同じ種もいますので、

これをもとに覚えていくとカンボジアでもとても役立ちそうです。


今年からは今まで以上に

魚だけではなくそのまわりにいる生きものたちの事も

知りたいなと思っています!!

コツコツやっていく事でもっと自分の視野を広げたいですw



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カンボジアの魚


ずっとカンボジア水産局の方々と長尾財団の方々が中心となって

データを収集してつくったカンボジアの淡水魚のガイドブックができました!

(先月も紹介させていただきましたがw)


この中にはこれまで確認されてきた魚がきっちり入っていて

フィールドに持ち込んで見るのには最適な本ですね!!


僕がカンボジアを訪問した20年前は

まだフィールド調査をして作り上げた本がなかったので

あれから20年経ってひとつ出来たんだと思うと嬉しいですね。


僕の写真等も一部提供させていもらっています。

(とても光栄な事です)


次は自分の番だなと気持ちを引き締めています(笑)

僕がつくっている本はそれぞれの種について

現場の個体の写真やフィールドの様子、水中写真など

写真を多く使った内容に仕上げていますので

この本にあわせて使ってもらえるともっと

カンボジアの魚研究に役立てられると信じています。

(ここに入っていない未記載種も多数掲載する準備をしています)


あとは出版先や資金もそろそろ考えないといけません(汗)

やることはたくさんありますねw


頑張ります!!




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リクガメ


続いてはカメですw

先月、出会ったのですがリクガメはやっぱり可愛いですね。


ブログでも紹介していますが、

これまでにも魚調査でジャングルに入った時に

リクガメには出会っていきました。

それでも、かなりレアで日本にはなんでこんなにカメが多いんだ!

とおもうくらいカンボジアはカメが少ないですw

その背景には地元の住民の乱獲が最大要因だと

個人的には思っています。

(売ったり食べちゃいますからね)


カンボジアのカメに関しては

魚以上に近い将来姿を消す種は多いと推測されます。

そこには文化の大きな壁があるので難しいですね。




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