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2019年9月23日月曜日

釣り文化


国道6号線を走っていると、

雨季でできた川の周辺で釣りをする村の人たちに出会いました。


みんなが使っている釣り道具はというと、

2mほどの竹竿に5号くらいの太い糸を縛り、

ビニールのスポンジをハイチュウくらいの大きさに切ってウキにして、

掛かりの悪い大きな針を結んで

ミミズか魚醤を小さく切ってエサにしています。


釣れる魚はミスタスやヘミバグラス属などのナマズや

スパイニーイール、キノボリウオ、ナイフフィッシュ(ノトプテルス)などが釣れます。


釣れた魚はそれほど多くないので

売られることはなく、

その日の晩ご飯として食卓にのぼります。


このように、日本の現代の釣りとは大きく異なりますが、

こうして女の子からおばさん、おじさんまで

年齢や性別を問わずに釣りを楽しみながら

釣った魚を上手に活かす光景は何度見ても日本にはない光景で

僕の好きなカンボジアで見られる場面のひとつです。


この文化はこれから近代化が進むカンボジアでも

消えることなく続いてほしいもののひとつです。



1.カンボジアの魚採集&釣りフィールド案内はこちらのHPから
本格的なガサガサ魚採集や釣りの案内をしています。
https://cambodiafish1.jimdofree.com/

2.ブログはこのブログから(フィールドから帰った時にじっくり書いているメインブログです)
Cambodia Fish LIFE ~シェムリアップ淡水魚研究所SRF-Labo~

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