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2019年8月13日火曜日

フィールドをよく見て考える



この日もヒルが苦手なので(笑)

普段の水辺では使いませんが、

胴長を履いて採集をしているためか

1か所目で全身汗でびしょびしょになっちゃいました。


それだけやっても

なかなか思うようにゲンゴロウが出てこない中で

魚採集の時もそうですが、

予測に反するときにはダメな理由があるという事を

認めないといけないんですよね。

タモの入れ方、入れる角度、動かし方、

ポイント選びなどたくさんの条件が必要になります。

・・・という事は

この日もなにかが間違っているんですよね。



魚採りの時も同様に

そうした条件をゆっくり考えながら集中します。

数か所まわる間にヒメフチトリが採れた場所をじっくりみると、

少しヒントが・・・

次のポイントでその条件の場所だけを攻めると

1個体入りました。


さらにいくつかの条件を考えながら

入ったことない畦道を進むと、

小さい湿地が・・・

いつもならいないだろうとスルーしそうな場所でしたが、

今日のゲンゴロウ条件にハマりそうなポイントがちょっとだけ

あったので入って見る事に。


すると、

10㎡くらいの狭い範囲で次々とゲンゴロウが入りました。

15個体くらい採ってからもう一か所同じ条件の場所で

タモを入れると、大当たりでした。




一度に5個体もゲンゴロウが入ったのは人生初ですw

(写真下ですが、1個体はゴミの下でちょっとしか写ってません)

20分くらいで40個体ちょっとのゲンゴロウを

確保できました。

おそらくですが、来月にはこの場所にゲンゴロウはほとんどいないと思います

それくらい敏感に彼等の条件を満たす場所へ移動しているようなんです。

それを追いかけるのは本当に大変です。

ゲンゴロウも魚もフィールドでは最初の自分なりの仮説から始まり、

フィールドの条件をしっかりと見て感じて

それを自分にも取り込んでいかないと結果が出ません。

これってどんな仕事や仕事以外の取組みでも同じような事は言えますよね。

今回の場合はその相手が人ではなくゲンゴロウなので

それはそれで人とは違った大変さもありますw

どちらもそれが楽しいんですよね!


さて!!

これでヒメフチトリの今月の条件はわかってきたので

フチトリの条件を満たす水域に辿り着けるよう

次も頑張って探したいと思います。

そう考えると、日本のゲンゴロウたちの方が

生息場所があまり変わらないので見つけやすいのかなと感じます。

どちらも良い所と難しいところがありますね。




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