クラティエ州のこの河川では
オイカワみたいなオプサリウスやラスボラ、プリストレピスなどが
いましたが、あまりパッとする魚がいないので
移動しようかなと思っていた時に出会ったのがこれっ!
Pseudobagarius inermisという魚で
バガリウスに近いのかな。
とはいっても、1mを越える事はなく、
この属はみんな3-5cmくらいの小型ナマズです。
この前にアップしたネマケイルスに手を噛まれている時に
撮影していたのがこの魚です(笑)
水中写真がなかったので嬉しい出会いでした。
全部で4個体追いかけて観察しましたが
じっくり見ているとこの種独特の動き方があって
面白いです!
この魚はなんといっても
鼻先の口の周りがみな黄色い事ですかね。
他のシュードバガリウスやアキシスの仲間ではこれ以外にいません。
(カンボジアでは)
この魚たちはこの後撮影できるタイミングを得られず、
数日間メコンを一緒に旅して
シェムリアップに帰ってから研究室で撮影しました。
今回の生息場所は
すっごく限られた場所を選択しているようで
ピンポイントのいくつかの条件がある場所にしかいませんでした。
これはよほど運が良くないと
タモでは出会えないのかもしれません。
魚の世界も人と同じで不思議だらけです。
カンボジアの魚採集&釣りフィールド案内はこちらのHPから
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Cambodia Fish LIFE ~シェムリアップ淡水魚研究所SRF-Labo~
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