小さな魚の名はPhenacostethus smithiという魚です!!
この魚はトウゴロウメダカ科に属する魚で
なんと!生殖器が顎の下にあるんです!!
マジです!!
下の写真を見てもボールで泳ぐ姿も見えないくらい
小さい魚なので採っても肉眼では見えません(笑)
これをどうやって鰭立てしようかと
いろいろやってみました。
その中でホルマリンよりも短時間の麻酔の方が
よりきれいな形で撮影できました。
ただ、胸鰭が開いてしまう事や
身体が丸いからなのか、
横向きになってくれないので
顕微鏡を使って極小ピンを0.2mmほど魚体に刺す作業が
本当に大変でした。
こんな感じの魚です!!
顎の辺りにゴチャゴチャしたものがついていますよね。
これが雄の生殖器です。(メスにはありません)
なんとも不思議な姿ですよね~
通常の撮影と共に
顕微鏡撮影もしました。
下の写真がそれらの画像です。
さすがにこの魚の詳細までは知りませんが、
1枚目の丸い透明な器官が睾丸だと思います。
その睾丸から管が前に伸びていて(複雑です)
目の下や口の下あたりまで伸びています。
先端は尖った感じで前方へ出ていました。
何度見ても独特な魚です。
0 件のコメント:
コメントを投稿