ボートはトンレサップ湖までの間
ずっと川を下るわけではなく、
増水期という事で辺り一面は入り組んだ広大な湿地帯なので、
乾季には通れない水田の上や草原の上、
雨季にだけ形成される水路などなど、
様々な道を通って湖まで進んでいきます。
下の写真の奥にある家屋には人は住んでいません。
なぜなら、この時期は水位が高いので
家の真ん中あたりまで浸水しているんです。
きっと水が引いたら漁師さんが戻ってくるんでしょうね。
そんな景色を眺めながら進んでいると、
船を操縦していた漁師さんが慌ててアクセルを緩め引きかえしたんです(笑)
何があったんだ!と思っていたら、
携帯を落としてしまったそうなんです(笑)
みんなでボートの後方約100メートルを見ると、
プラスチック製の入れ物が浮いていました(笑)
漁師の息子がそれを掬い何とか無事に救出成功!
カンボジアの漁師さんたちの多くは
みんなこの様な入れ物にたばこやお財布、携帯を
入れて船に乗るんです。
こうしておくと、
水に落ちても浮きますし、
浸水も防げるんですよね~
生活の知恵ですね。
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