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2016年9月12日月曜日

メコンの水中8(淀み編)

続いては
 
メコンの水中8(淀み編)です!
 
 
今回はちょっとマニアックな魚を紹介します。
 
といっても(笑)、
 
決して派手だったり、
 
特別な習性があるという訳でもないんです(笑)
 
どちらかというと、
 
銀色で小さくて平べったいただの魚です(笑)
 
 
その魚の名はParalaubuca typusです!
 
この魚とは初めてカンボジアで採集を行った
 
16年前からの付き合いで、
 
この魚の属するParalaubuca属、ちょっと似ているParachela属という
 
2属の同定作業で頭を悩ませた思い出があります。
 
それくらい多くの種がいて、
 
同定するための文献や資料も乏しかった事もあって
 
本当に苦労したグループの一つです。
 
 
そんな思い出の魚なんですが、
 
今年のメコン潜水で初めて水中で泳ぐ姿を見たんです!!
 
海でいうと、
 
イワシの小さな群れにであった!・・・みたいな感じでしょうか(笑)
 
でも、僕にとってはそれ以上の感動でした(涙)
 
千尾弱の群れでしたが、
 
目の前の僕をちょっと警戒して避けるような形で
 
次々と通り過ぎる姿は何とも言えなかったです。

 
今思い返してもゾクゾクッとしちゃいます(笑)
 
 
そして、
 
最後は以前から度々紹介している
 
フグPao turgidusです。
 
相変わらず人懐っこい魚です。
 
そのお蔭でこの数秒後に一発噛まれました(笑)
 
 
 

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