ページ

2016年2月17日水曜日

虫トラップ設置

 
今日もトンレサップ湖へ行ってきました!
 
・・・とはいっても、
 
今日は魚採集ではなく、
 
虫トラップを設置するためです!!
 
しかも、調査場所は湖岸の浸水林です。
 
この森には何度も入ってきましたが、
 
魚ではなく虫探しは初めてです(笑)
 
 
昆虫博士の指導の下、
 
初日に下見しておいた場所でトラップを設置しました。
 
一つ目のトラップはコップを使った落とし穴トラップ?です。

 
土を掘ってコップを埋めておくだけです。
 
果たして入るでしょうか??

 
2つ目落とし穴トラップ?みたいな感じですが、
 
透明の板に当たった虫が下に設置した箱に落ちるというもの。
 
箱の中は酢酸の水溶液が入っているので
 
しばらくすると死んでしまうので逃げられません。

 
3つ目はバナナトラップです。
 
ちょっと熟れたバナナを網に入れて
 
木の上に吊っておくと小さな虫がウジャウジャ集まります(笑)
 
 
長い竿を使って高い場所に設置します。

 
4つ目は地上に設置した板とコップを合わせたようなトラップです。
 
コップに水溶液が入っていますし、
 
虫が集まりやすいように紫外線ライトもついています。

 
これも木の上に吊るします。

 
これらのトラップをたくさん仕掛けている間に
 
僕は虫探しを・・・
 
そこで見つけたのはサソリ・・・(笑)

 
そして、湖の近くで干からびたヨウジウオ(Doryichthys boaja)でした。


トラップは明後日に回収予定です!
 
 

4 件のコメント:

  1. 1つめが「ピットフォールトラップ」、餌を入れてベイトトラップにする時もあります。
    2つめが、衝突板トラップ。地表近くを飛翔・移動する個体を採集します。ハネカクシ屋さんがよく利用するようですが、ハチもけっこう採れますよ。
    4つめは、空中設置式ライトトラップです。
    何が採れるか楽しみですね。

    返信削除
  2. 村上さん!
    楽しくやってますよ(笑)
    でも魚ではないので知らないことだらけです(笑)
    虫屋さんすごいですね。

    返信削除
  3. 昆虫は、漁業のように産業化されていない上に、種類が膨大なため、コオロギやタガメなど一部の種類を除き、採集方法は確立されていないものがほとんどです。そのため、各自が工夫してトラップなどを作成して利用しています。ホームセンターや100均で、あれが使えないか、これが使えるかもと探し回ってますよ(笑)

    返信削除
  4. そうなんですね〜!
    虫屋さんは大変ですね。

    返信削除