3日目も夕方の活性の上がる時間帯を狙っての釣りと、
日が落ちてからの稚魚の確認を行う事に・・・。
この日は2チームに分かれての調査で
僕はいつもの淵での調査です。
実は前日に水産局のパナラーさんが淵の岸を歩いて散策した際に
2か所のポイントで60cm級のアロワナが縄張りを張っているのを確認していました。
そのポイントを夜間にボートで確認していたので
今どんなところにアロワナの親魚が潜んでいるのか見当がつきました。
でも、それらのポイントは大きな樹木が水面に張り出していて
水面に覆いかぶさる形の場所なので、
仮に卵や稚魚を咥えていない親魚だとしても、
その場所にルアーを入れないとおそらくバイトしません。
でも、その場所へルアーを入れるには樹木の葉がない直径30cm程の隙間や
水面から葉まで10cmほど空いている空間を通して、なおかつ、
そこから5m以上奥にある岸部に入れないといけなさそうです(汗)
こりゃー大変だ(笑)
この日は前日より気持ち水の濁りが少なくなっているようにも思えたので、
条件もよくなったので、コントロールを重視してやってみることに。
その前に昨年に続き、パナラーさんと二人で
川辺で精霊に祈りを捧げました。
カンボジアの人はこういうところはしっかりとやってくれるんですよね。
見上げると、
40m程の高さにある木の上に顔のまわりが白くて体が黒い
テナガザルが4-5頭いました。
今まで以上に際どいエリアへひとつずつルアーを入れていくのですが、
中々でません・・・
やっと出た!と思ったら50-60cm級のオスフロでものすごいパワーに押されて
ポップRのリアフックが折れてバレました(泣)
その後もまたオスフロが出たのですが、
今度はパニッシュのフックがのばされてしまいバラシてしまう事に・・・
そのあと、ものすごいバイトで食ってきたのが
このライギョ(Channa lucius)です。
これは前回の調査でも釣っているので驚きませんでしたが、
やっぱり釣れると嬉しいものですね。
このサイズなら何ともないのですが・・・
この日は風も少なく、
村のカンボジア人が船を操作してくれて助かりました。
細かい注文にもこたえてくれて
すごくキャストし易かったです!
感謝です!ありがとうございました!
淵の最下流の流れだしポイントでコイ科の魚がたくさんライズしていたので、
ロースターテールをキャストすると、
一投目で食ってきたのがハンパラでした。
そして、次に食ってきたのはTorです。
カンボジアに生息するTor属の中にすっごく似ているタンブラとタンブロイデスという
種がいるのですが、写真下の下唇の中央にチョロッと出っぱった外側の舌みたいなのが
あるのですが、これの長さなどで種が変わってきます。
今のところTor tambraで登録しようと思っています。
この魚はシェムリアップにはいない魚なので
ある特定の水域に行かないと出会えない事もあり
久しぶりの対面で嬉しかったですね。
この魚は好きな魚で何といっても地味だけれど
他のコイ科にはない独特の色をしています。
僕にとっては萌え~となってしまうツボがあるんです(笑)
いやーカッコイイ魚だな~!!
こうして、この日もアロワナには出会えずでした。
残るは翌日のラストチャンスだけです。
しかも、明日はスケジュールの関係で朝しか時間がありません!
こんにちは。
返信削除調査お疲れ様でした!
アロワナの稚魚はもちろん、様々な魚、ミズヘビの画像など興奮してブログを読んでいます。
同じカンボジアにいても、自分は忙しさに追われてなかなかフィールドに出る事ができず、佐藤さんの写真を見るたび羨ましい思いです笑
これからの調査も応援しています!
千明さん
削除コメントありがとうございます。
まだまだ自然を知るには半人前ですね(笑)
コツコツと頑張ります(笑)
ありがとうございます。