そして、メコンの大滝を見た後は
もう一つの目的でもあるメコンカワイルカを見に行ってきました。
カンボジアでのカワイルカといえばクラティエ州のカンピー村が有名ですが、
そのほかにも数か所に今もカワイルカが細々と生活している水域があります。
これまでにメコンを船で移動している時に見たものも含めると、
4か所で目撃したことがあります。
その一つがここなんですが、
ワンさんはすっごくこのイルカを楽しみにしていたようで、
ポイントにつくと、
真剣な眼差しでイルカを探しています!
そして、やっとイルカが見えたと思うと、
表情が一変して感動の笑顔に!!
カンボジアの人にもこうして自国の自然を知ってもらえるのは
魚を通じて自然と接している自分にとってはすっごく嬉しい場面でもあります。
結局、いつものように
肉眼では何度もよく見えるのですが、
いざ!写真となるとうまく写せないんですよね~(残念)
そして、夕方まで存分にメコンと遊ばせてもらうことができました。
メコンに今日も感謝ですね。
日本からの三人組は知り合いのおじさんの家に泊まることに
なったのですが、今回も人数オーバーのため、
ワンさんと僕は写真下の左上にある崖っぷちにたたずむ
イルカ観察デッキで寝ることになりました。
最初は無風で熱かったのですが、
夜中に突如突風が吹き荒れ朝方には寒くて起きてしまいました(笑)
自然は難しいですね。
三人もここまで体調を崩すことなく
元気で何を食べても美味しいと言ってくれて、
意外と好き嫌いがなさそうな三人でしたので、ヨカッタデス。
そして、この日も夜間採集です。
この場所では種類は少なかったですが、
他では出会わなかった魚たちにも出会えたのでよかったです。
早速ですが、
下の写真はバリリウスの仲間として知られるOpsarius koratensis や
メコンサーモンで有名?なRaiamas guttatusがいっぱいいました!!
昼間だと素早いのでタモではなかなか採れませんが、
夜ならとっても簡単です!!
みんな思い思いに魚をすくっているのですが、
今回使用した網はこちらで貸した網なんです。
もちろん、彼らもそれぞれ網を持って来られたのですが、
網目が大きすぎてほとんどの魚が抜けてしまうんです。
しかも、今回の旅で採りたい魚のほとんどが小さい魚なので、
その網ではどう考えてもすくえないんです(汗)
もし、フィールドへ採集へ行こうと思っている方がこれを読まれていたら
絶対に覚えておいてください。
本当にほしい魚を採ることができる網を持って行ってくださいね!!
そうしないと、せっかくの採集の旅がつまらないものになってしまいます。
そして、
もし、その魚たちを自宅のアクアリウムへ収容するつもりであるなら、
それなりに現地で対応できる機材や道具の準備を
必ずしてからフィールドへ行ってください。
道具がないとそれすらできないですからね。
生意気かもしれませんが、
フィールドで仕事をしている魚バカにとっては
絶対に外せない心構えなんです。
でも、楽しんでくれてたようなので良かったです!!
でも、楽しんでくれてたようなので良かったです!!
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