今日は大型魚のエサを買いに
タクビルステーションへ行ってきました。
前回から生餌を少し与えるようにしたら
全体的に調子が上がっているようだったので、
前回同様にクラリアス(ヒレナマズの仲間)を買いに行きました。
その道中、
西バライから流れ出る水路沿いを走ったのですが、
これまでにないくらい水量が多く、
バライの水をたくさん排水している様子でした。
いつもこのくらい水量が豊富だと、
もう少し多くの種類がみられるのに、いつもはチョロチョロと
流れるだけなので残念です。
そして、肝心のクラリアスが売り切れだったので、
テラピアを買おうとしましたが、
こちらは予約済みとのこと・・・
テラピアの種苗 |
・・・ということで、その隣のストックイケスにいたハクレンを買う事に。
ハクレンは中国原産のコイ科大型淡水魚で、
日本にも戦後の食糧難の時代に各地へ導入されたようです。
でも、産卵成育の条件が特異なため、
日本の短い河川では適応できず、
現在は利根川だけで繁殖し定着しているようです。
小さなハクレンの稚魚 (今回は100リエル/尾で200尾購入したので5$です) |
大きくなると、1m位にくらいにまで成長する魚なので
とても大きい魚です。
僕も20代の頃は琵琶湖から車を走らせて
霞ヶ浦と北浦へ採集に行っていましたが、
夜間にヨシの群落がある狭い水路で投網を打つと、
70-80cmくらいのハクレンが一度に3-5尾入ったことが何度かあります(笑)
さすがにすべては採れませんでしたが(笑)
毎回1尾は網から逃げられないようにたぐり寄せて
最後は網ごと80cmのハクレンを抱きかかえて陸にあげた思い出があります(笑)
それから、仕事で中国の武漢へ魚採集調査に行った時にも
何度か出会う機会があったりして、
このハクレンとは縁があるんですよね(笑)
その証拠にこうしてカンボジアでも出会いましたしね。
研究室の水槽へ収容しました。今は薬浴中です。 |
このハクレン!
おそらく中国の方が持ち込んだ魚だと思いますが、
カンボジアの多くの地域では普段は流通量も少なく、あまり食べません。
でも、大きくて肉も多いハクレンは結婚式などの催しで使われるそうです。
それだけ、価値のある魚なのでしょうね。
植物食なので意外と粗放的な養殖には向いているのかもしれません。
今回はエサ用での購入ですが、
何尾かは明日から写真撮影をしたり、
飼育してみようと思っています。
何事もやってみないと、どんなものかわかりませんからね。
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