昨日はアンコールトム寺院の近くにあるアンコールクラウ村のバイヨン中学校にて、
授業をさせてもらうために訪問してきました。
このプロジェクトは長い間このアンコールクラウ村を中心に
様々な活動をされているJSTというNGO団体さんが企画されました。
JSTさんのHPはこちらですhttp://www.jst-cambodia.net/about.html
そして、今月より三井物産環境基金のサポートにより
中学生たちに自分たちの村や環境を見つめてもらい、
そこから未来の環境を自分たちで築いていけるようにするために
このプロジェクトがスタートしました。
そのプロジェクトに今回僕も参加させていただき、
魚を中心に生きものを通じて身近な自然環境の大切さを
知ってもらえるような授業を毎月1回行う他、
野外実習として水辺の生きもの調査や魚飼育など、
様々な体験学習を予定しています。
きっとこれからいろいろな事を
教えるこちら側が教わることも多々あると思います(笑)
お互いにいろいろな経験をして一つ一つ積み上げていければいいなと思っています。
そして、この日は2年生を対象に授業を行いました。
これから、みんなの顔も覚えていきながら
楽しい授業をしていけたらと思っています。
今回は初日という事で
あまりマニアックなお話ではなく(笑)
生きものにとって大切なものについてのお話をさせてもらいました。
こちらは空気中にある酸素の割合を知ってもらうために
ペットボトルに酸素が入っている割合を色で示して、
空気中には通常21%の酸素がある事を知ってもらいました。
基本的にここで授業をする際は
僕自身がひたすら話をするのではなく、
出来るだけ子供たちに考えてもらい、
発言させる方法をとるようにしています。
この授業は通常のテストで良い点を取るためのものではなく、
理解した後に生活で応用してもらう事が一番の目的なので
まずは考える動作を引き出すことを第一にやっていきたいと思っています。
その他には食物連鎖の話や
水の話をしました。
それから、ご紹介するのを忘れてしまいました!
写真の左に写っている女性はタウリーさんといい、
JSTの活動をずっとお手伝いしているカンボジア人女性です。
実は彼女とは5年前から知っていたこともあり、
事前の打ち合わせなどもスムーズに進めることができたので、
本番も楽しく授業ができました。
タウリーさん!ありがとうございました!!
こちらは前に出て来てもらい、
生徒に質問内容を書いてもらっているところです。
思いもしない答えなども出てくるので(笑)
時々驚きましたが、これも良い経験でした。
このプロジェクトはまだ始まったばかりなので
これからも続いていきます。
その中でこの村の自然環境をより良いものに保つきっかけがつくれれば幸いです。
そのためにも先ずはしっかりと子供たちと向き合って楽しみます!!
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