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2014年9月18日木曜日

気になる木

 
九大の実習の下見でセイマの森へ行った際に
 
以前から気になっていた木の話を植物の先生から聞きました。
 
気になる木とは何かというと、
 
うちの店があるナイトマーケットなどのお土産屋さんで
 
黒い豆みたいなものを売っているんです。
 
その大きさは小さな石鹸サイズから
 
親指くらいと様々なのですが、
 
植物の種のようです。
 
小さなものは穴をあけて糸でつないで
 
ブレスレットなどにして売られています。
 
 
その種を地方の遺跡に行った際に
 
殻つきで売っていたので購入したのですが、
 
そのまま保管したままでした。
 
 
その話をすると、
 
先生(けんごさん)がこの木だよ!といって森の入り口に自生していた
 
木を教えてくれました。
 
 
よくよく見ると、
 
高いところにあの実がたくさんついていたので感動しました(笑)
 
 
この木はマメ科のアフゼリア(Afzelia spp.)という木の仲間だそうです。
 
セイマの森では高価な木がたくさん伐採されていると以前にブログでも紹介しましたが、
 
このアフゼリアも木材として良い木だそうです。
 
 
この時は残念ながら実の位置が高かったので
 
取れませんでしたが、
 
以前手に入れた実をアップします!
 
 
とても固い殻に覆われていますが、
 
時間がたつと、パカッと割れて中の種が見えます。
 
ちょうどメガネケースに似ているので
 
この前までは名前を知らなかったこともあって
 
「メガネケース」と呼んでいました(笑)
 
 
他にもカンボジアにはいろいろなマメっぽい奴らがあります。
 
たとえば、巨大なマメ(笑)
 
インテリアなどにも良いですよね。
 
一時期はこれで商売しようと思ったほど惚れましたね。
 
 
こちらは長い棒状のやつですね。
 
 
そして、もう一つ!
 
僕のお気に入りのマメ!
 
「もだま」(Entada spp.)というそうです。
 
丸い部屋がいくつもくっついた感じのマメですね。
 
この写真の実は4こですが、
 
もっとたくさんついた実もあるそうです。
 
これはセイマでは見られませんでしたが、
 
カンポットのボコー山での実習で見かけました。
 
でも、車で走っている最中だったので残念ながら写真は撮れませんでした。 
 
 
その時にみた実はまだ濃い緑色で大きなエンドウマメみたいでしたね。
 
今度見たら写真撮りたいですねー!
 
 
この殻を割ると、ものすごい大きな種が入っています。
 
一見すると、石のような感じです。
 
本当は割って中の種を見たいのですが、
 
もったいなくていまだにこのままです(笑)
 
 
・・・という感じで
 
大きなマメっぽいシリーズにちょっと夢中の魚屋でした!!
 
これからはアフゼリアとモダマを魚調査の際に探します(笑)
 
けんごさん!ありがとうございました。
 

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