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2014年9月10日水曜日

セイマの恵み2

 
この数日は夜間トラップをするために
 
帰りが遅かったので、なかなかアップできませんでした。
 
すみません!
 
 
少しご紹介が遅れましたが、
 
今回の調査は九州大学が行っている海外でのフィールド実習です。
 
 
このセイマは来年の実習のためのフィールド視察で、
 
メインは今行っているカンボジア南での西部のカンポットにあるボコー山での調査です。

詳しくは追々ご紹介していきます。
 
 

前回ご紹介した夜間のライトトラップを終えて、

翌日はセイマの森に実際に入ってみました。

そこで出会ったいろいろな生きものをざっとご紹介します!!
 

魚以外は全く知らないので写真だけですが(笑)

先ずは、変わった形のバッタです!


 
お次はセミ!

でも、カビ?菌?に感染しているそうです。

自然界でもこんな事があるんですね。

魚も時々病気の個体を見ます。
 
 
森の中に入る時は

レンジャーさんが同行してくれました。

木の違法伐採をしている人に出会うと危険ですからね。

向こうも必死なので怖いです。

もちろん!獣系も同じです。
 
 
下の写真はイノシシだとか!

確かに大きい足跡でした。
 
 
ダンゴムシのように丸くなるヤスデの仲間。
 
 
ナナフシの仲間
 
 
の中は自然がいっぱいだと思っていましたが、

森の専門の方に聞くと、

一度大きな木を伐採するために切り開かれているので、

本当の原生林とは言えない森だそうです。
 
 
この場所では猿がいました!!

そして、猿がいた木はサルスベリの木の仲間だそうです。

この木は前回紹介した紫檀(シタン)の様な高価な木ではないので

この辺りの森にはまだたくさん残っていました。
 
 
下の写真はそのサルスベリの木の脇に自生していた

コンニャクの仲間だそうです。
 
 
地面には泥を積み重ねたような

10cm程の塔がいたるところにありました(笑)

これはミミズが作ったそうです!!
 
 
そして、これはサソリモドキ
 
確かにサソリみたいですね。
 
森の中にはいくつか細流があったので、

網を入れましたが、

雨季にできた雨水の川なので期待したほど魚は見られず、

出たのはライギョの仲間のChanna gachuaだけでした。
これらの細流は雨季にだけ出来る水域なので
 
なかなかここまで上がってくる種が少ないのでしょうね。
 
残念ですが、これも自然の力ですね。
 
 
途中で出会った小道!

この小道を20kmほど行くと、

ベトナム側へ抜けられるそうです。
 
 
さらに進むと、

木の上にヘビが!!

生物系の方々が素早い行動で

仕留めました!!(すごかったです!)
 
 
 一瞬で木に登り、


 
ヘビを追い込んで、
 


確保しました。
 
僕はヘビが苦手なのでいつも捕まえることはないです(笑)



 
カエルやトカゲ、カメを専門とする先生が持ち帰りました。

洗濯機に入れるチャック式の袋は大活躍です。
 
 
つづく・・・

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