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2014年7月4日金曜日

情報誌New Asia no.2出ました!

 
いつも連載させていただいている情報誌New Asia no.2が出ました!
 
今回は「世界で活躍する漁具~投網~」というテーマで書かせていただきました。
 
(表紙の小さなお坊さん可愛いですね)
 
 
投網は今や世界共通の漁具で
 
それぞれ網の組み方や打ち方(投げ方)によって
 
流派などもあり、日本では各流派がその伝統を保存して後世に伝える活動などもされています。
 
 
日本各地で魚調査をしている頃は投網を持っていると、
 
ちょっと冷たい目で見られたりもしましたが(笑)
 
カンボジアの地方では一家に一つはある!といってもおかしくないくらい
 
投網は生活の一部となっています。
 
そんなことで、今回は投網をテーマにしてみました。
 
 
もともと、カンボジアにとって魚は切っても切れない縁で結ばれていますので、
 
カンボジア人と魚をつなぐ身近なツールが投網なんですよね。
 
もし、今度水田などで投網をしているおじさんがいたら、
 
じっくりと投網漁を見てみてください!
 
もしかしたら、その魅力にハマるかも・・・(笑)
 
 
そして、今回はせっかく投網に関することを書いているので、
 
最後に実際の投網の打ち方を写真で解説してみました!
 
これまでにも多くの方に投網を教えてきましたが、
 
実物を使って会話しながら伝えるのと、
 
こうして文章で伝えるのは違うなーと思いました。
 
それでも、できるだけわかり易く書いたつもりなので、
 
興味のある方!ぜひ!チャレンジしてみてください!!

今回紹介している網の打ち方の流派は土佐流をアレンジした湖太郎流の基礎フォームです。
 
慣れると、狭い水路用に細長くしたり、
 
右側だけをへこませたり、
 
網の形を自由に変えることもできますよ!!
 
 
この撮影には我が家の嫁さんの助けなしではできませんでした!
 
さすが、嫁さんですね。
 
これまでにも幾度となく怒鳴られながら助手をしてきただけあって(笑)、
 
今回はこれまでよりはケンカせずにスムーズに作業ができたのでは?と思っています(笑)
 
ホント感謝デスネ。
 
そして、撮影場所は友人のメアスさんのご厚意で
 
撮影に適した場所を提供していただきました。
 
ありがとうございました。

 
投網は魚採りのためだけではなく、
 
その姿そのものが美しくて(笑)、
 
文化的な芸術の一つだと思っています。
 
機会があれば、ぜひご覧ください。
 


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