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2014年7月14日月曜日

Betta siamorientalisについて

 
昨日に続いてベタネタですが、
 
このBetta siamorientalisっ!
 
特徴がすごく難しいですね~(苦笑)
 
 
記載論文を見たのですが、
 
形態的な特徴としては
 
背びれ、尾びれ、尻びれ、腹ビレ、胸びれ、側線鱗など、
 
基本的な部位はこれまでに知られている
 
ベタ・インベリス(Betta imbellis)とベタ・スプレンデンス(Betta splendens)とほとんど同じで、
 
僅かに1本レンジがずれている程度か全く同じでした。
 
頭長比などの各部位の比率もそれほど差がないようです。
 
そこで、貴重な同定ポイントとしては
 
各部位の体色となりますが、
 
これがまた!厄介で(笑)、
 
結構スプレンデンスと重なるんですよね。(僕の見る限りでは)
 
マジで難しいですね~。
 
 
でも、ベタだけあってやっぱりキレイです(笑)
 
種小名のsiamorientalisですが、
 
siamはタイの古い名ですし、orientalisは学名なのでラテン語化してありますが、
 
オリエンタルは「東洋の」とかいう意味ですので、
 
「東洋の国タイのベタ!」みたいな意味で命名されたのでしょうね。
 
その名に恥じない美しさです~!!
 
 
また機会があれば
 
他の水域も調査しながら
 
コツコツデータを集めて解明していけたらいいですね。

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