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2014年5月28日水曜日

希少淡水魚保全プロジェクト会議2日目

 
昨日の会議は午後からも順調に進み、
 
後半はタイの方のプレゼンが行われました。
 
こうして改めてタイの地形や水系の系統を見ると、
 
タイは多くの水系が集まっている国なんだなと思いました。
 
 
カンボジアとは3水系でつながっているようですが
 
大部分は他水系の割合が多く、
 
カンボジアで見られる魚以外の魚が多いようですね。
 
そう考えると、魚研究や歴史地理、地質学などの分野では魅力的な国でした。
 

 
みなさん、会議中はPCを広げて参加していたので
 
圧倒された感じで(笑)、最初は緊張していましたが、
 
よくよく見ると、FBしていたり、メールしていたり・・・(笑)
 
そんなもんなのでしょうかね。
 
ちょっとホッとしました。
 
 
このプレゼンではさすがタイですね。
 
すでに環境系に注目されていて、
 
カンボジアよりも一歩進んだ取り組みをしているようでした。
 
カンボジアも早く見習えるようになると良いですよね。
 
そのためにもまずは基礎をつくらないといけないですね。
 
 
プレゼンの後はみんなでディスカッションをしましたが、
 
それぞれがいろいろな意見を持っており、
 
その見据える先も違うようだったので最終日のまとめがうまくいくか心配です。
 
 
そして、カンボジアからは水産局のパナラーさんが報告しました。
 
パナラーさんは先日のアロワナ調査にも一緒に行ったチームのメンバーです。
 
 
 
もちろん、アロワナの紹介もありましたよ。
 
 
他にも希少種の紹介をされていました。
 
スマトラに似たインドシナ半島のプンティウス
 
Puntigrus partipentazonaもその中の一種です。
 
 
メコンオオナマズは各国の報告であがった種でした。
 
やはりメコンでは注目すべき種のようですね。
 
 
そしてダトニオ2種についても報告がなされました。
 
会議の合間にタイエリアでダトニオ担当のチャイウットさんに話を聞いたところ、
 
タイ水産局やカセサート大がやっていたプルケールの繁殖プロジェクトは
 
やはり成功していないとのことでしたが、
 
フォーバーに関してはある程度のところまで進んでいるようでした。
 
チャイウットさんはムン川をメインに研究されているので
 
フォーバーダトニオを中心にダトニオの情報交換もこれからやっていけそうです。
 
 
そして、会議の後は約20人の方々が今回の調査で得た
 
アロワナとダトニオを見に研究室を訪問しました。
 
これだけの人が来たのは初めてでした。
 
研究室は狭いので入りきれず(笑)
 
大変でした(汗)
 
 
しかも、インドシナの各機関や水産系のボス級と
 
最先端で研究されている研究者さんたちが
 
我が家の研究室にきてくれたことはとても嬉しいですね。
 
 
また、カンボジアの各機関の方も
 
少なくとも僕の存在を知ってもらえたので
 
今後の活動などもしやすくなりそうです。
 
 
 
この日はまた新しい進展があった日となりました!
 
感謝ですね!
 
 
また今日は最終日なので会議ガンバリマス!
 
 
 


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