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2014年2月9日日曜日

トンレサップ3泊4日泊まり込み調査1

 
昨夜、約12時間かかって家に戻りました。
 
5回乗り物を乗り継いで家にたどり着いたのでヘロヘロでした(笑)
 
 
今回は以前採集した小型ナマズ(おそらくPseudobagarius filifer)の標本をもう少し集めることと、
 
1-2週間で採れる魚が変わるのではないか?という疑問があったので
 
それを確認することが大きな目的でした。
 
魚っていつもその場所にはこれ!という風に決まった魚がいるとは限らないんですよね。
 
先月もういらない!というくらいいっぱい採れた魚がもう1尾も採れなくなったり・・・
 
季節ごとの魚の動きをしっかりと把握することも大事な調査なので
 
今回はそういった意味では楽しみな調査となりました。
 
 
目的地をこのバスが通過する可能性があったので
 
ルートを聞きましたが残念ながら違うルートで行くことがわかったので
 
大人しくまずはプノンペンまで行きました。
 
1年ぶりくらいに乗った夜行バスです。
 
今回は完全フラット型だったので楽でしたが、
 
道が悪にのでほとんど寝れませんでした(笑)
 
 
 
10年前はよくこうしてバスやピックアップに乗って各地へ移動いていました(笑)
 
その頃と比べると、大分オッサンになったので移動は身体にこたえますね(笑)
 
 
そして、プノンペンから違うバスに乗り換えてまた移動!
 
そしてGPSの記録のおかげでピッタリと目的地近くで降ろしてもらいました!
 
 
今回の荷物はかなり軽装備です。
 
漁師さんと現場に泊まり込みなので生体写真も現地で撮ることにしたため、
 
持ち帰る魚も少なくて済みました。
 
なので、撮影器具と、標本セット、もしものための小さなタンク2個といったところです。
 
 
1人1000R(リエル)(0.25$)で対岸まで渡してくれます。
 
昔はトンレサップにはプノンペンの1本の橋だけでしたし、
 
メコンには僕が調査を始めたころはまだありませんでした。
 
唯一あったのはコンポンチャムに架かるきづな橋の橋脚くらいです。
 
工事中の橋脚の下で投網を打ったのを覚えています。
 
 
そう考えると、トンレサップには4本かな?と、
 
メコンにも3本目?が作られているので交通網は大分よくなったのではないかと思いますね。
 
以前はいつも船で移動していましたからね。
 
でも、この便利な橋ですが、裏には政治の大きな力が影響しているようですね。
 
日本、韓国、そして中国・・・
 
少なからず、魚にも影響することだけにとても心配ですよね。
 
 
 
いろいろありますが、
 
 
この日から3日間水上での調査が始まりました~

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