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2013年12月29日日曜日

中学校で魚の先生させてもらいました

 
遺跡と村の共生を目指し、人材の養成、インフラ整備、子供たちの境域支援などなど、
 
様々な面でご活躍されているJSTさんのご協力を得て、
 
今年、JSTさんが建てたばかりのバイヨン中学校にて
 
特別授業として「魚の先生」を1時間させていただきました。
 
 
 
・・・とは言っても、カンボジア語が話せるわけではないので(泣)、
 
代表のノルさんに通訳をお願いし、
 
カンボジアの水辺の不思議や魚の不思議、
 
そして魚を通して人々の生活環境を見つめよう!という感じのテーマで話をしました。
 
 
はじめはちゃんと聞いてくれるか?
 
上手く話せるか?
 
とても心配でしたが、子供たちもちゃんと質問したり、
 
答えてくれたので、子供たちに助けられました(笑)
 
 
また、人に何かを伝えることの難しさや楽しさも同時に感じさせてもらえたので
 
僕自身にとってもとても大切な時間となりました。
 
 

 
バイヨン中学校は今年スタートしたばかりなので
 
まだ1年生しかいません。
 
それでも周辺の5つの村から集まるので3クラスあり、すでに150人くらいいます。
 
特に、反応が良かったのは
 
やっぱり変わった魚を紹介した時ですね!
 
 
カンボジアの人々はまだ地方へ旅行に行ったりすることはほとんどないので、
 
親戚などがいない限り、自分たちの村から出ることは少ないそうです。
 
今回も話をはじめる前にメコン川へ行ったことがある人?見たことがある人?
 
という質問をしましたが、100人以上いても誰一人見たことある子はいませんでした。
 
 
さらにはトンレサップ湖が季節に応じて大きさを変える湖だということも
 
みんな知らなかったことは意外でした。
 
なので、遠いメコン川の変わった魚を紹介した時にはみんなとても楽しそうに聞いてくれました。
 
 
 
 
・・・いろいろ他にも感じたことや考えさせられた点などまだたくさんありますが、
 
この経験もこれからの自分にとって良い糧になると信じています。
 
また機会があれば、専門的な研究や調査だけでなく、
 
こうした目の前にある教育現場のお手伝いが少しでもできれば・・・と感じた1日でした。
 
 
 
この機会をくださったノルさん、小出さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
ありがとうございました。
 
(JSTさんのHPですので是非、覗いてください)
 
 
授業を終えたばかりの僕
かなりホッとしています(笑)
 
 
 

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