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2013年11月2日土曜日

貧乏研究所の節約日記1(麻酔薬)

 
先日、トンレサップ調査へ同行させていただいた時に、
 
大先生とキレイな標本つくりの話になり、
 
その時に麻酔薬のお話を伺いました。
 
以前、日本の水産機関や水族館などの施設では製薬会社から販売されている麻酔薬を
 
使っていたので難なく魚の処理ができましたが、
 
カンボジアではそれができず、苦労することもしばしばありました。
 
 
そこで、意外な事実が!!
 
日本で使っていた麻酔薬と同じ成分(オイゲノール)を含んだ調味料!!があるとか??
 
その名もクローブ(チョウジともいう)だそうです。
 
ネットでいろいろと検索してみると、確かにオイゲノールを含んだ植物で
 
調味料の他には鎮痛剤や歯科の局所麻酔にも使われているそうです。
 
昔の人は歯が痛むと(虫歯ですね!)、この花を歯茎に充てたり、
 
噛んだりして痛みを抑えていたそうです!!
 
 
今日は早速、輸入食品屋へ行って嫁さんに買ってきてもらいました。
 
カップ1杯で150円くらいでした。
 
意外と安いもんですね(笑)
 
これをミキサーで粉末状にして使用しやすくしました。
 
 
でも、この匂いを嗅いだ瞬間に日本で仕事していたころの思い出がよみがえってきました(笑)
 
製薬会社の麻酔薬とまさに!同じ匂いでした!
 
しかも、こっちの方がきつい匂いです。
 
僕はこの匂いが苦手で麻酔薬は使うのが嫌いでした(笑)
 
なので、とても思い出深い匂いなんです!
 
一言でいうと、甘く臭い匂いですね。
 
一度近くで嗅ぐと、しばらく鼻がおかしくなります(笑)
 
 
その後、目安の規定量を水に溶いてコイ科の小型魚を2尾使って試しましたが
 
確かにしっかり魚には効くようです。
 
これで、高い買い物をせずに貧乏研究所はひとつレベルアップしました!!
 
実際に使用頻度は多くはないのですが、
 
ここぞ!というときに使いたかったんですよね。
 
特にドジョウ系の標本には役立つと思います。
 
先生!あリがとうございました。
 
 
 
みなさまへ これは基本的には調味料ですので安心ですが、
 
使用方法には十分に気を付けてください!
 
よろしくお願いいたします。
 
 


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