前回アップしたスコール雲を見たときは
ちょうど調査に行っていました。
調査といっても、実際の魚採りは少しだけで、
以前に調査したことのあるポイントをまわってGPSカメラで位置を記録する作業をしてきました。
GPSは以前からずっとほしかったのですが、
金銭的な余裕がなく(笑)、高性能のGPSは買えませんでしたが、
GPS内臓のコンデジを買ったので、これを利用して記録を始めました。
とはいっても、やはり性能は良くないので使い勝手はよくありませんが、
無いよりはマシです(笑)
データの記録にこれからは位置情報として欠かせないものになりそうです。
今は雨季で水が増えている時期なので
水田の水は満水で水路と水田の水位が同じで完全につながっています。
日本全国の圃場整備は完成しつつあるので
ここまで水田と水路が一体化する地域は少ないですよね。
農家の人は困りますが、生きものたちにとっては
この環境こそが良いんですよね(笑)
日本だと、コイやフナ類、ドジョウ類やナマズなどが産卵のために
水田に入れますからね。
人の生活をよくするためにはどうしても環境を変える必要がありますが、
他の多くの生き物たちにとってはその反対につらい環境へと変化しているんですよね。
でも、人にとって良い改良であっても、
長い年月で見つめてみると、それは必ずしも良いものとは限らないように思えるんです。
その答えは数十年、数百年先になります。
その時に間違っていた!ではすまないですからね。
大小に関わらず、開発をするときにはもっと長い目で物事を見つめて対策を練る必要に
地球全体が迫られているように感じますね。
この何でもないカンボジアの水辺の風景もいつか大きく姿を
変える日が来るのでしょうか?
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