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2013年5月7日火曜日

ダトニオプロジェクト65(プルケールについて)

 
今日は日本にいる頃を思い出していました(笑)
 
このブログのダトニオプロジェクトページにも書いていますが、
 
 
日本にいる頃はダトニオに全くといっていいほど興味をもっていなかった自分が
 
これほどまでに深く足を踏み入れたのはなぜだろうと考えることがあります(笑)
 
 
そんな時にいつも行きつく答えは「わからない」です(笑)!!
 
どちらかというと本能で動くタイプなので(笑)難しいことはわかりません(笑)
 
 
でも、ひとつ言えるのは今プルケールがとても好きだという事です(笑)
 
これまで僕は十数年、日淡をずっと追いかけていたのですが、
 
自分で地形や地図とにらめっこしながら実際に水域を見て「ここにいるっ!!」と
 
予測して採った時は本当に嬉しいんです(笑)
 
そんな魚採り屋にとって、このプルケールは異国の地でありながら、
 
かなり難易度の高い魚ですので
 
探しがいはありますよね。
 
日本で出版されている雑誌でもちょくちょくプルケールのネタは出てきますが
 
その内容はもう10年以上変わっていないのが事実です。
 
 
言いかえれば、日本人は誰も真実を知らないという事です。
 
実際に13年カンボジアの水域を歩いていますが、
 
彼らと出会ったことはないのですから。
 
 
そんな未知の魚に出会う楽しみを一歩一歩進んでいるといった感じでしょうかね(笑)
 
これまで、ずっとプルケールの話ばかり書いてきましたが、
 
これはカンボジアの淡水魚全体でいえる事です。
 
 
刑事ドラマでも「真実に迫るには現場に帰れ」といいますが(笑)、
 
あの名言はまんざらでもなさそうですね。
 
魚の世界でも同じことが言えると思います。
 
 
タイ産やカンボジア産ベトナム産と産地別のラベルが貼られて日本では販売されますが、
 
これまでにこの3国で得た情報から推測すると、
 
そのインボイス名は信じない方が良いかもしれません。
 
 
呼び名は人がつくるものですからね。
 
それよりももっと魚自体に目を向けて魚自体を楽しみたいですね。
 
現地を知り、魚を知る人は名前は見なくてもわかりますからね。
 
 
 
日本にいる頃、僕の相棒がプルケール好きで
 
よく話を聞かされました(笑)
 
お陰で今の活動や研究にとても役立っています!!
 
上の写真も彼からもらった写真です。
 
あの頃もう大分大きかったので今頃は相当大きくなっているのでは!!
 
今はそんな相棒もいないので一人寂しくやっています。
 
ムチャクチャ魚好きの方おられましたら、ぜひカンボジアへ来ませんか?(笑)
 
 
生活費は援助できませんが(笑)(貧乏なので)、
 
あの頃以上に打ち込める相棒が欲しい今日この頃です(笑)
 
 
 
 
 
 
 


2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    最近、カンボジア産とベトナム産のフォーバーを手に入れる機会があったのですが、佐藤さんのおっしゃる通り産地は後付けのところがあって、ある意味自己満足なところがあるのかなぁと思いました(^^;;それぞれの個体の個性や習性を知るのはとても楽しいですね^_^
    佐藤さんが13年間、プルケールに出会っていないと聞いてとても驚きました。実際にそういったことを聞くと、いかにプルケールの存在が危ぶまれているのかが心配になります。僕も魚の中でダトニオが1番好きな魚なので絶滅するようなことはないように願うばかりです。
    機会があればぜひカンボジアに伺ってダトニオの故郷を覗いてみたいですね^o^

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    1. 宇都宮さま
      こんにちは。佐藤です。
      実際には1尾だけカンボジア国内のショップで偶然見つけた事はありますが、
      自然界ではまだ採ったことがないんです。
      実際にカンボジアへ来て魚調査をするまではもっとたくさんいるものと思っていただけに
      意外な結果でした。でも、何ヶ所かいるだろうと思われる地域はあるので
      今後じっくり調査していく予定です。
      カンボジアへ来られる機会があればぜひダトニオ達の故郷を見ていただきたいです。
      コメントありがとうございました。

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