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2012年11月29日木曜日

カンボジア北部採集記2

朝の儀式は船着場だけではなく、
 
それが終わると、今度は市場回りです。
 
市場は特に朝が活気づき、とても賑わいます。
 
 

サル?モモンガ?何でしょうか?

レッドコロソマはこんな魚の豊富な町でも養殖魚として売られていました。

天然魚のほうが絶対に美味しいし、安全なのになー。

レッドスネークヘッドと共に1尾だけコブラスネークが入っていました。

カンボジアではこの地域でしか見られませんし、生息数も決して多いとはいえません。

我が家でもこの産地の個体を1年ほど飼っています。
 

こちらはクラリアスです。・・・が在来種ではなくアフリカ原産のガリエピヌス種と
在来種のハイブリッドです。この魚は在来種よりも成長が早いので
改良されているものです。現在は世界中の発展途上国で盛んに養殖されています。
でも、やはりコロソマと同様にこの地域には絶対必要なものとは思えません。
それよりもこの地の多様性の低下が心配ですよね。




前回の調査で知り合ったフォーバーを集めてアクアリウムとして売る仕事をしているおじさん。
今日も漁師さんから集めていました。
もしかすると、この中の個体がタイを経由して皆さんの手元に行っているかも・・・

ですが、残念ながら弱っていたのでおじさんはあきらめて市場の魚コーナーのおばちゃんに
売りに来ました。日本だと死んでしまえば土に埋めるなどしないといけませんが、
カンボジアでは売れるんです!そしてそれを誰かが買って食べるんです!


 
今回の市場調査では約65種類の魚を確認しました。
 
これから1週間ほどかけて今回のデータを集計してすべてPCに打ち込む作業が待っています。
 
楽しい仕事ですが結構疲れます(笑)
 


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