今日はコイ科の中型魚(Puntius orphoides)を紹介します。
Puntius orphoidesはレッドギルバルブなどの名で売られている安い魚ですよね。
この魚はカンボジアの広大な低地(メコン・トンレサップ水系)では
一般的な魚でよく市場で見かける種です。
また、小河川にも多く生息することから、
投網などで今夜のおかずとしてもよく用いられる魚でもあります。
それくらいこの水域には多い種です。
実際に飼育してみると分かりますが、
ほっぺたが赤く染まり、各ひれも赤く、尾柄部には大きな黒いスポットが入ります。
コンディションさえ整えればかなり発色するので意外とアクアリウムには
適した魚ではないでしょうか。
僕がメンテナンスするレストランとホテルの水槽には
この魚を入れています!
この魚は我が家の前のシェムリアップ川にもいるのですが、
乾季(4月)には表層を数十尾の群れで泳ぐ姿が見られます。
この行動は毎年観察しているのですが
何のための行動なのかが今もわかりません。
産卵前の行動なのか?酸欠でプカプカしているだけか?
美味しい餌がこの時期だけ水面に落ちてくるのか?
来年はその謎に迫りたいですね(笑)
このような自然溢れる水域でも見かけます |
我が家の近くの川にもたくさんいます |
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